
○ガトー・フレーズ - Gateau Fraise - (\441)
このケーキも先日パティシェリアでオーボンヴュータンとリュー・ド・パッシーのケーキを買った時に一緒に買ったものです。今月初頭まで並んでいたパティシェリア一周年記念のホールケーキが各店で出品されていましたけど、すごかったですね、あれは。ホールケーキを食べ切るだけの体力がなかったので買いませんでしたけど、眺めてるだけで満足してしまったというか。そこがパティシェリアの恐いところですよね(笑)…眺めてうっとりして、買わずに帰るっていう。何度かやったことがあります。
それはともかく、さっそくガトー・フレーズなんですが、まず最初に、ラ・ヴィ・ドゥースにはフレジエというケーキがありまして。このケーキはラ・ヴィ・ドゥースではいわゆるショートケーキとなっています。なので、こちらのガトー・フレーズは、いわゆるフランス菓子のフレジエ。
アーモンド風味のビスキュイの間にはバタークリーム。上は細かく刻んだ苺のグロセイユ仕上げ。大きく、かつ綺麗ですね。フォトジェニックというか。新宿タカシマヤ「パティシェリア」のショーケースで一際輝きを放っていましたよ。
バタークリームはやや硬めのピスターシュ風味になっていますが、クリーム自体は、さしてバターの重みを感じさせない食べやすさがありました。他のお店に並ぶフレジエの方がずっと重くドッシリ感じるくらい、軽めのフレジエを想像してくださってOKです。

フレジエとショートケーキを食べ比べると、日本人とフランス人の、苺の味わい方、アプローチの違いを感じます。フランス菓子には元来(日本で一般的なものとしての)ショートケーキがありませんから、よりフランス菓子を志向するパティシエはショートケーキを作らなかったりしますね。
ただ、ここは日本ですから、どんなに技巧を凝らしたケーキよりもショートケーキが一番に支持される。これは揺るぎない事実でしょう。だから、ショートケーキを並べるお菓子屋があるわけですね。ただ、ショートケーキとは名乗らずに「フレジエ」と言ったり、「ガトー・フレーズ」や「シャンティー・フレーズ」と言ってみたりしているのです。食べる側からすれば、どれも一緒ですけどね。「フレジエ」を名付けるショートケーキに関しては、シャンティーではなく、バタークリームに近いものにしたりするお店もあると思います。
そういうお店がフランス菓子のフレジエを作る時は、すでにフレジエというネーミングを使用してしまっているので、こういった逆転名称になっている、と。後からフレジエを作りたくなったんでしょうね、きっと。そしたら「ヤベ、もうフレジエ使ってるし」、と。「ガトー・フレーズでいいのでは?」みたいな。
個人的にはショートケーキがあっていいと思うし、日本人である自分にとって幼い頃から馴染みのあるケーキです。多くの人が描くケーキのイラストって、必ずといっていいほどショートケーキになりますよね。この際、フランス菓子の一つとしてフランスで認知されてもいいと思うくらい美味しいケーキです。
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ラ・ヴィ・ドゥース(LA VIE DOUCE)
住所:新宿区愛住町23-14 ベルックス新宿ビル1F
最寄駅:都営新宿線「曙橋」駅下車、徒歩3分
営業時間:10:00-20:00(平日) ,10:00-19:00(日・祭)
定休日:月曜日
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