
シャルトル(Chartres)。列車に乗って一時間くらい、パリからは随分と離れた場所にある小さな都市。町はとても小さく、シャルトル大聖堂が見下ろす城下町といった風情。とてものどかな場所だ。まったりとしてる。のどか過ぎて戸惑いそうになるくらいのどか。旅にやってきてなお、旅の中でさらに旅をしたような心地になった。「都心から一時間足らずで高尾山」みたいな感覚に似た錯覚。
農業地帯であるボース平野はパリ郊外の南西、シャルトルに広がる。ここでヴィロンの小麦粉が採れる。シャルトルでの旅行記はパリ編にて後日掲載予定だが、まずはお菓子から。

このサブレはヴィロンの工場へ足を運んだ同行者の方から戴いたその時の、最終的に貰った側のという但し書きが必要な「戦利品」。さっさと食べたので年明け早々には掲載すべきだったかも知れないが、あれよあれよという間にもう6月。
ル・サブレ・ド・ボース(Le Sablé de Beauce)は製粉会社ヴィロンが作っている。東京でもお馴染みのヴィロンはフランスの製粉会社。金色に広がる美しいボース平野の麦畑で採れる小麦を使ったサブレだが、ブランジュリー・ベシューやル・グルニエ・ア・パンをはじめ、あちこちのパン屋でこのヴィロンの小麦粉を使ったパンが焼かれている。
風車の写真が印刷された風車を象ったパッケージ。200g、19枚入りだった。ボース平野で収穫された小麦粉を100パーセント使用したサブレ。ほんとに何の変哲もないありふれたサブレなのだが、バターの香りがフワッと広がり、生地を噛む一口ごとに得られるサクサクとしたリズムが心地良い。

[ Le Sablé de Beauce(ル・サブレ・ド・ボース) ]
[ Minoteries Viron(ミノトゥリー・ヴィロン) ]
場所:Rue Moulin Lecomte, Le Coudray 28630 CHARTRES
[ Minoteries Viron(ミノトゥリー・ヴィロン) ]
場所:Rue Moulin Lecomte, Le Coudray 28630 CHARTRES
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