
○オペラ・ピスターシュ - Opera Pistache -(\472)
オペラというともっと薄い層を重ねた小さなお菓子だけど、リュー・ド・パッシーのオペラは大きく出来てる。リュー・ド・パッシーのお菓子自体が大きめ志向だから、これは有り難い。
上面のビストレ仕上げが思いのほか色鮮やかな分、外見の色だけ見るとテ・ヴェール(抹茶)っぽい。でもピスターシュ。オペラ・テ・ヴェールだとジャン=ポール・チェボーか。
このオペラは全部で10層ほど。オペラというお菓子はこの何層も重ねたリズムがある。そのリズムが延々と繰り返されつつ、2種類のメロディーを織りなす。ベーシックなオペラならばショコラとコーヒー、最近では抹茶を初めとして味に変化を出したオペラが見られるようになった。
いってみれば、オペラとはモーリス・ラヴェルの『ボレロ』のようなもの。そのボレロの初演は今から80年以上も昔に、パリのオペラ座で行われた。フランス菓子のオペラが生まれたのは1954年、パリのダロワイヨにて。このオペラというケーキがボレロのようなリズムとメロディーを持っているのは果たして偶然だろうか。
ただ、リュー・ド・パッシーのオペラは更に一つ二つのメロディーをアクセントに。ミルクショコラガナッシュにプラリネ風味のバタークリーム、ピスターシュ風味の目の詰まったスポンジ、下のスポンジから2番目にはフィヤンティーヌのようなジャリジャリした歯応えの層もあって、楽しい。このジャリジャリ感が全体の歯応えの重要なポジションを担ってる。長島シェフはいつもケーキの中に「大人っぽさ」を加えてくる。
甘さは全体的に強めのバランス。人によっては半分で十分と感じる場合もあるかも。苦めのコーヒーなどと一緒に味わうといいかも。
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Rue de Passy (リュー・ド・パッシー)
住所:東京都目黒区中央町2-40-8
最寄駅:東急東横線「学芸大学」駅下車、
西口商店街をまっすぐ歩いて駒沢通りを右へ1分ほど。
営業時間:9:30-19:30
定休日:水曜日(新宿タカシマヤ・パティシェリアの未入荷日も同様)
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