パン・ド・カンパーニュ:Pain de Campagne数ヶ月前、ポールの東京八重洲店で幾つかパンを買って帰った。東京駅丸の内口周辺はいい感じの石畳や建物があったことを思い出して、パリから東京へ戻った直後に、東京駅界隈の散策を6〜7年ぶりくらいに計画していたのだった(その詳細は、そのうち掲載予定)。
ポールはパリでは残念ながら腹いっぱいの時に店の前を通っただけだったが、パリから戻った時に再訪問リストに書き込んだお店(店の写真は撮ったので、そのうち掲載予定)。以前訪問したのは新宿のポールだったので、随分前の話になる。
ポールのパン・ド・カンパーニュは、ほのかに酸味が香る生地。パリで少しずつパン・ド・カンパーニュへの耐性を付けていったのだが、ポールのパン・ド・カンパーニュは自分には決してキツくない酸味に感じられる。自分にはここくらいの酸味までがギリかな……。自分の好みでは、あと少しだけ酸味が弱ければ、といった塩梅。
やっぱり昔何度か食ったパン・ド・カンパーニュが自分にはあまりにも酸っぱ過ぎたんだろう。食事の時に食べればまた随分と違った印象になるのだと思う。パリでも、レストランやビストロで料理を食べる最中に食べたプージョランのパン・ド・カンパーニュは香りこそすれども口に入れて噛んでる最中はさして気にならない酸味だったが、後日食べたポワラーヌのミッシュ(パン・ド・カンパーニュ)は単独で食べると酸味が強過ぎて敷居が高かったな。今以上に食生活の中にパンを取り込んで馴染ませないといつまでたっても米食中心の自分にはやや壁を感じるパンで居続けてしまう。次の機会にパン・ド・カンパーニュで久しぶりにサンドイッチか、合う料理でも探してみよう。
寿司は酢飯なんだから、酸味のあるパン・ド・カンパーニュに魚料理を持ってくるのは自然と馴染みそうだ。
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Paul(ポール) ]
場所:東京都千代田区丸の内1-11
最寄駅:JR各線「東京」駅八重洲口より外堀通りを有楽町方面へ徒歩数分。パシフィックセンチュリープレイス1F。
営業時間:10:00-22:00(ラストオーダー22:00)
定休日:なし