2006年01月13日

幡ヶ谷/コンセント(1):イチゴのタルト、アプリコットとはちみつのケーキ

地元に評判のケーキ屋があるのを知って立ち寄った。めちゃめちゃ近所だ。昔(といっても5年くらい前)はBARだった気がしていたのだが、ケーキ屋になっていたのに気付いたのはつい最近。

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実は、何をきっかけにコンセントを知ったかというと、正月にBOOKOFFで『たべみに/東京スイーツ・恋する魅惑の宝物800個』(昭文社)というムックを手に入れていたのです。ちょうど1年前に出たこのムックは250円(本来の定価は800円+税)だったけど、サービス券が200円分あったので実際は50円で買いました。そのムックの表紙と特集に載っていたのがコンセントだったと。

今回初めてという事で買ったのがイチゴのタルト、それからアプリコットとはちみつのケーキ。まずはイチゴのタルト。

すごく可愛らしい。見た目の配色が可愛い。コンセントでは2番人気だそうです(1番人気はモンブランでしたが今回はスルー)。先ほど紹介したムックの表紙に載っているのとは若干デザインが異なっていて、更にワンステップ進歩したようです。木いちごを載せるのはやめたみたいですが、特に問題はないんじゃないですかね。とりあえずこれが初めてなので、どれほど進歩したのかは判らないところではあるんですが、デザインは以前のものも十分いいと思いますが、今のものもいいですね。可愛らしさも損なわれてはいないし。

何より、今の時期はイチゴですよ、皆さん。
大きく口を開けて頬張ると、中にはイチゴに隠れるようにしたカスタードクリームがたっぷり入っています。サクサクした生地が美味しいです。

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次にアプリコットとはちみつのケーキ。

例えば以前このブログで取り上げた柿の木坂Quatreのプロヴァンスもはちみつを使ったケーキだし、今度食べてみたいと思っている広尾のラ・プレシューズのモンテリマール、コヌレ広尾のジャルディーノなどもはちみつを使ったケーキ。中目黒ハチミツようがしハニーファームも来月くらいに行ってみたいお店です。要するに、はちみつを使ったケーキというのを、ワタクシは密かに好んでいるのであります。砂糖とはまた違った甘みがあって好きなのでござる。

だから当然、コンセントにはちみつを使ったケーキがあると知れば買わないわけがないじゃないっすか。しかもアプリコットもまた密かに好きなフルーツ。密かに。乾燥アプリコットの袋詰めとか、たまに見かけると買って帰るし、子どもの頃は駄菓子屋のアンズのアイスが好きでしたね。細長いやつで、冷凍庫に入ってるやつです。すももって言うべきですか…。

外側には3つほどナッツ入りクッキーが付いていて、上にはチョコスティックとアプリコットが。中にも濃厚なアプリコットが大胆に大きく入ってます。上に乗っかってるやつとはまた違った食感になってますね。はちみつのムースにフォークを入れた時のシュワっていう音もイイ!

はちみつの甘さとアプリコットの酸味は合いますね。こちらは去年のものとほとんどデザインは変わっていないようです。


ところで、今回写真を撮るにあたって、そろそろちゃんとした皿に載せようじゃねえかと思いました。テーブルの上に置くだけじゃ、せっかくの美味しいケーキが泣いてるぜ!っていう事で、ずっとしまっておいたお気に入りの皿を。

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デンマークのデシレという、テーブルウェアを製造している会社のプレートなんですが、実はものすごく好きでして。暖かい雰囲気や丈夫そうなところ、気取ってないデザインが大好きなんです。何年も前から集めたいと思っていて、アンデルセンのシールを集めまくって何とかプレート2枚とマグカップ1個は確保したんですが、アンデルセンでも数年前に取り扱いが終わってしまったようで、以来、途方に暮れておるわけです。僕は途方に暮れる。←やかましい。

っつうわけで、どなたか情報をお持ちではないでしょうか?

ちょこっと探してみたりもしたんですが、ネットでは情報がほとんど出てこないし、唯一ちょっと気になるページがあって見たらaida会社概要というところに「またDesireeコレクションをその傘下に入れ、会社名をaidaに変更した。」とあったんです。もしかして…買収されたの?(笑)

そのデシレがあのデシレだとすると、このaidaがあのデシレという事になるわけで。このデシレはもうあのデシレではないという事にもなってしまう。じゃあこのaidaを買えばいいかというと、見た限り、もうこれは違うんじゃないかと。…コーヒーメーカーなんかやめてグラタン皿に交換しておくべきだったかな…。
posted by 照乃芯 at 00:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | コンセント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

幡ヶ谷/CoNCeNT(2):ショートケーキ、ミルフィーユ

1月に訪問して以来です。自宅から歩いて2分くらいでしょうか(笑)
前回は2つしか食べなかったので、今回はベーシックなものから新作まできちんとお店の力が判るようなケーキを選んで4つほど買いました。5月下旬に訪れました。

お店のHPが出来たようです。新着情報によると、今月7〜14日までクイーンズ伊勢丹錦糸町店(アルカキット錦糸町1階) で出店しているそうです。かつてはプランタン銀座にお店を出していた事もありますね。

水道道路沿いの茶系でまとめたシックな雰囲気のお店です。最寄りの幡ヶ谷駅からも歩いて3分程度ですから、近い方だと思います。イートインスペースは、2卓4席。土日限定でパンも10種類くらいあります。ヴィエノワズリーが充実さえしていれば申し分ないですが。

では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

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○ショートケーキ - Shortcake -(¥320)

大型といっていいんではないでしょうか。高さのせいかな。まるでアン・プチ・パケを彷佛とさせるような丸みを感じさせる可愛らしさ。正直『ビゴの店』のガトー・フレーズがコストパフォーマンス最強かと思っていましたが…。しかもこれは税込価格。

見た目は非常に正統派、上部のスポンジは厚めにとってあり、上に載ったイチゴもなかなか大きい粒です。シャンティーの甘さは控え目。スポンジにシロップを打つなどの味付けはされていません。好みの方向性とは違いますが、幡ヶ谷という庶民的な場所柄仕方ない部分かもしれませんね。間口の広さが求められるケーキでもありますし。

ま、これでエーグルドゥースやフレンチパウンドハウスのようにスポンジの下側にしっかりとシロップを打ってあったり、アン・プチ・パケやビゴの店みたいにスポンジにシロップやシャンパンをヒタヒタに打ってあったりしたら個人的好みの観点から100点満点の評価なんですが、それは贅沢かな…イル・プルー・シュル・ラ・セーヌまでいくとやり過ぎかもしれないけど。

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○ミルフィーユ - Mille Feuille -(¥370)

見た瞬間、とても新鮮な印象を持ちました。というのも、これは真四角のミルフィーユ。イチゴが挟まれたムースリーヌをフィユタージュで上下に挟んだ一層だけのシンプルなもの。高さはないものの、これはコスト面か、食べ易さにおいての工夫=デザインの一部と受け止めます。意外な盲点でしたね。フィユタージュを積み重ねる重層的なイメージは、もはや頭の硬さを象徴しているのかもしれません。こういうのがあってもいいかなと。

フィユタージュもしっかりとカラメリゼされてあります。裏側はムースリーヌの水分を吸ってしまっていますが、きちんと両面カラメリゼされてあるのを確認しました。これは買いに訪れたのが夜7時という遅い時間だったせいでしょう。余裕のある休日の早い時間などに買えば裏側もかなりしっかりとカラメリゼを堪能できるのではないかと思いました。逆に、食べ易さからいえば裏側はこれでいいのかも知れないとすら思う事も。バリバリ過ぎて存在が浮いててもアレだし。

ですので、この点をマイナスなどとは無論考えていません。ここまでしっかりとした作りに対して、むしろGJ。

味も、決して苦くなく、程よいバランスではないかと思います。側面の4面のうち2面は荒く砕いたザックリ感のあるパイ生地でコーティングされています。

ムースリーヌの中はスライスされたイチゴ。このスライスされたイチゴは、側面のデザインのために先っぽのみを使った小さいポイントとして貼られているものの他に、中にはちゃんとハーフカットされたイチゴがいっぱい敷かれています。このデザインの仕方はマディのフレジエに通じると思いました。

ムースリーヌの味は卵のコクが強く、かつとてもフルーティです。何を混ぜてあるのでしょうか。こういう粘っこいムースリーヌはリュー・ド・パッシーのミルフィーユにとてもよく似ているなと感じました。上に載ってるイチゴはショートケーキ同様、大粒です。左右に甘さ控え目のシャンティーが添えられています。全体の見た目がとても可愛いですし、美味しい。見た目の可愛さ・形状における意外な斬新さなどは興味を惹くものがありました。高さはないですが、その分、真四角である事から面積が広いだけに食べ応えは申し分ないと言えます。平たく真四角なデザインは安定感があり、上の苺がより一層可愛らしく見えるようになっています。ほとんどが女性スタッフのこのお店ならではのセンスかなと思いますね。

価格についてはこんなもんかなと。370円のミルフィーユはエーグルドゥースをはじめとして、いろんなお店で見かけるので、まあ普通でしょうか。ただ、これならもう少し安いといいですね。

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Patisserie CoNCeNT(パティスリー・コンセント)

場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅北口より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド横。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無

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posted by 照乃芯 at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンセント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幡ヶ谷/CoNCeNT(3):レモンとヘーゼルナッツのケーキ、ピスタチオとアプリコットのケーキ

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○レモンとヘーゼルナッツのケーキ - Lemon and Hazel nuts Cake -(¥370)

こちらは夏の新作です。外側にはヘーゼルナッツのクランチがまぶされています。表面をナパージュしてあるのはレモンのジュレ。下にメレンゲとレモンのふんわりとしたムース。更に下に続くのがダックワーズ生地、続いてプラリネクリーム、土台はプラリネ風味の生地。しっかりと焼かれた硬めの生地で、最初にくるシャリシャリとした食感がフィヤンティーヌみたいで好みです。上部に載っているのは、金箔があしらわれた木の実。

このお店の判り易いネーミングとラインナップからすると、このケーキは割と複雑な味を表現したケーキ。ただ、土台の生地の食感とレモンジュレの酸味の個性が主張し過ぎているように感じるせいか、淡いムースと一緒に溶け込むプラリネクリームが味全体の輪の中で押し消されてしまっているかな。この辺のバランスは、上から下へフォークを入れた時にフォークの先を上に向けると土台が上に来ますよね。そちらから口に運ぶ事で何とかなりそうです。ジュレの側を先に口へ入れてしまうとプラリネがどこかへ行ってしまうようです。

しかしながら大きさも十分なので、全部食べ切ってもよく判らない味だった…という事は多分ないでしょう。

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○ピスタチオとアプリコットのケーキ - Pistachio and Apricot Cake -(¥370)

こちらも夏の新作です。上のケーキの名前もそうですが、このお店のケーキはどれも判り易いです。フランス語とか全然使ってないところが。シンプル過ぎて、隣にあったフランボワーズ(木いちごのケーキ)なんかは説明が何も書かれていませんでした(笑)

煮たアプリコットをピスタチオのムースで包んだケーキです。外側を巻いているのは、刻んだピスタチオを散らした卵風味のある生地。触ると、とてもフワフワとしてプルプルとした感じですが、どことなく焼き菓子のようでもあり、時に厚焼き卵みたいにも(笑)見えます。

ピスタチオ・ムースの中には刻んだピスタチオが混じっていてアクセントになっています。ただ、ピスタチオとはまた違った食感というか味も感じます。なんか豆っぽい味がしますね。ピスタチオを使ったムースとかスポンジとかって、もっとピリっとした酸味が見え隠れするものだと思っていましたが、このムースはやっぱりどことなく和風な空気を感じずにはいられません。豆とか穀類っぽい味。ピリっとした酸味が鼻についてしまうとアプリコットの酸味と干渉し合ってしまう可能性もある気がしなくもないので、このピスタチオの使い方は決して悪くないかもしれないなと思いました。ラ・プレシューズのピスタチオの使い方に比べると対極にあると思います。

アプリコットのコンポートはちゃんとハッキリした酸っぱさがあります。大きさも丁度よく、飽きがこないギリギリの大きさです。

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Patisserie CoNCeNT(パティスリー・コンセント)

場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド隣。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無

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posted by 照乃芯 at 00:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンセント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幡ヶ谷/CoNCeNT(4):チョコレートスペシャル、チョコレートのタルト、コーヒーとキャラメルのケーキ

6月に入って、また訪問しました。近いもんで。大きなお金を崩すためとはいえ、3つ買ってしまいました。それでも1000円ちょうどでしたが(笑)

では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

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○チョコレートスペシャル - Chocolate Spacial -(¥210)

濃厚なチョコレートのガナッシュです。ほとんど生チョコレートを戴いているような食感。ゆえに、一口ごとにかなりボリュームを感じます。予想外でした。これで210円っていうのはすごく手ごろですね。

下の方に一切れだけ赤いチェリーらしきものがありましたが、はっきり味に影響するような存在ではなかったので、よく判りませんでしたが、何だったんでしょうか。

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○チョコレート のタルト- Tarte au Chocolat -(¥420)

カカオニブを使った、全体をチョコで覆ったタルト。420円もするので前回気になっていたケーキです。最後の一個だったで買っておきました。サクサクとシャリシャリの中間のような歯触りの生地はアーモンド風味のシュクレ。チョコレート系でもなかなかのヒットです。

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○コーヒーとキャラメルのケーキ - Coffee and Caramel Cake -(¥370)

いつものごとく非常に判りやすいネーミングのケーキ。ゆえに、特に多くの説明もないのですが、背の高さなどが、やはりアン・プチ・パケ的な可愛らしさを感じてしまいます。影響受けてるのかな。

表面をレモンのジュレでナパージュしたその下が甘さ控え目のコーヒークリーム、続いてコーヒー風味のビスキュイに挟まれたキャラメルクリーム、更に一番下には再びコーヒークリームの層があって、最後にビスキュイです。全体的に非常に軽い仕上がりで、リュー・ド・パッシーのバルザックとは傾向が異なるでしょうね。こちらは非常に女性的というか。ただ、ちょっとあっさりし過ぎでしょうか。何か一点、グっと惹き付ける味があると良かったかも。自分の好みとは異なりますね。軽いのが好きな方には合うでしょう。

最初の2つ、特にチョコレートスペシャルがかなり濃厚なので、こちらのコーヒーとキャラメルのケーキを最後にとっておいて正解でした。当初は3つとも濃厚系なものを選択したつもりでしたが、エントリーした順番通りに食べたらすんなりいけました。

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Patisserie CoNCeNT(パティスリー・コンセント)

場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド隣。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無

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