2005年06月15日

『ポルテ』もパッションフルーツだよ。/明治製菓 『ポルテ』 パッションフルーツ

店頭ではボチボチ、「冷やして食べると旨い」シリーズが出始めてますね。Men's Pokkyとかも、パッケージに「冷やして食べると旨い」(←こういう謳い文句じゃないですけど)の記載が見受けられますねえ。自分の場合、四季というか季節を問わず冷やして食べる派なので、ここらで一つ、本当に冷やして食べると一味もふた味も変わってくるチョコが食べてみたいなと思うのですが、今回のエントリーでは『ポルテ・パッションフルーツ』。

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パッションフルーツと言えば、以前キットカットからル・パティシエ・タカギのパッションフルーツと称して商品化されていましたが、ポルテもパッションフルーツを採用しましたね。酸味のある柑橘系の中でも、まるでパントーンのマーカーのようにパキっとした色や、舌触りの鮮やかなフルーツの方が、甘いチョコには合うんだろうなと思うんです。より自然を連想させるような、木の実系なフルーツというか。

ポルテといえば、昔は「冬しか逢えない」という、切ない指数100パーセントのチョコだったんですけど、もう季節ごとになってますね。去年の秋に「栗味」のポルテを見た時に「アレ?」と思ったんですが、この時季でもポルテが食べられるわけです。

ポルテのチョコの味というのはとても柔らかフワっとしたイメージがあって、今回採用されているパッションフルーツは反対を行く、個性の強いフレーバーなので、ポルテ+パッションフルーツという両者の組み合わせは新鮮に見えました。パッケージもパッションフルーツを意識した濃い橙色で、ポルテのロゴの横に描かれているパッションフルーツがポルテの形とダブって見えて、食べる側のイメージを掻き立ててくれているように思えます。

いざ味わってみましたが、パッションフルーツはそれほど主張していない感じ。自分の好みとしてはもっとハッキリ強くパッションフルーツの酸っぱさが出てもいいかなと思いました。

冬チョコの中ではナンバーワンの評価をしているポルテなので若干贔屓が入るかもしれませんが、どの季節でも楽しめるようになるなら、年間通じて自分の中で一二を争うチョコになる可能性があるチョコかも知れません。

ちなみに、冷やすと個装袋にペンギンと模様が青く浮かんでくるようになっているのですが、よく見ると一つひとつ絵柄が違っています。何種類かあるようです。

あと、「素材を活かした蜂蜜クッキー」というのも食べました。オレンジ蜂蜜入りのクッキーだとか。これもどういうわけか冷やして食べてしまいました。これは冷やして失敗だった。

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2005年06月20日

kabaya/チョコで包んだアロエの実とは何…?

NEW DAYSで見かけたので買って帰りました。どこのコンビニにもあるのかな。
なんか、店員にものすごい勢いで10分くらいクレームつけてるおじいさんがいて、入ってくる客がことごとく引いてました。。。

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中華料理で、こんな風なのがあったような…。さくさくとして、フレークの食感がとてもいい。中にはアロエ風味のヨーグルトチョコ、そしてアロエグミが入ってますね。「チョコで包んだリンゴの実」っていうのもあったけど、今回はアロエの方だけ。

あと、NEW DAYSでは見かけなかったけど、気になるのが杏仁ジュース。杏仁豆腐のジュースってことか。沼尻沙弥香のブログ「ぬまさや物語。」を読んでいたら杏仁ジュースの単語が出てきて、無性に気になった。飲みてえ!

関連リンク
カバヤ食品のホームページ

kabaya/チョコで包んだアロエの実とは何…?

NEW DAYSで見かけたので買って帰りました。どこのコンビニにもあるのかな。
なんか、店員にものすごい勢いで10分くらいクレームつけてるおじいさんがいて、入ってくる客がことごとく引いてました。。。

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中華料理で、こんな風なのがあったような…。さくさくとして、フレークの食感がとてもいい。中にはアロエ風味のヨーグルトチョコ、そしてアロエグミが入ってますね。「チョコで包んだリンゴの実」っていうのもあったけど、今回はアロエの方だけ。

あと、NEW DAYSでは見かけなかったけど、気になるのが杏仁ジュース。杏仁豆腐のジュースってことか。沼尻沙弥香のブログ「ぬまさや物語。」を読んでいたら杏仁ジュースの単語が出てきて、無性に気になった。飲みてえ!

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2005年06月26日

小枝[マンゴー] 期間限定/香港的甜品〜アジアンデザート仕立て〜とは何か

新作出ましたね。香港的甜品。つまり、香港のデザート、という事でしょうか。以前このブログで紹介したマンゴーフレーバーのチョコレートがありました。『ロッテ「クランキー・マンゴー」とは何ですか』で取り上げたクランキーですが、今回は小枝。小枝の新作を取り上げるのはNYブラウニーとか以来かな。

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キットカットがル・パティシエ・タカギ/パッションフルーツを出した後にポルテがパッションフルーツを出し、そしてロッテがクランキー・マンゴーを出した後に小枝がマンゴーを出してきました。

クランキーも小枝もサクっとした食感に共通した部分があるように感じますが、ただ追随してるというような感じではなく、クランキー・マンゴーを食べた時のマンゴーの味は落ち着いた味でした。そのため、冷やすとマンゴーの味が消えてしまうようにも感じました。ですが、小枝マンゴーはマンゴーの王様と呼ばれているらしいアルフォンソマンゴーを使って、香港の代表的甜品(ティンバン)である「マンゴーデザート」を商品化したという事で、単に果実を素材にしただけはないようです。

確かに食べてみると、クランキー・マンゴーとは違って、マンゴーの味が高いですね。高いというのは、音楽でいうところの高音域、といった感じ。トレブリーな。冷やしてもハッキリとした味が浮かんでくるようにしてある。基本的にデザートは冷たいので、多分開発段階で、マンゴーをそのまま使うと味が寝てしまうというか低く抑えられてしまう事に気付いたんでしょう。知らないけど。マンゴーそのものを使うのではなくて、デザートとして口に運んだ時の、あるいは舌の上に乗せた時の味の完成度というものを意識してあるように思いました。意図がハッキリしていて、すごく好感を覚えますし、とても美味しいです。

小枝の公式サイトを見るとココナッツ、ヨーグルト、パッションフルーツが加わっているそうです。…ああ、どうりで。マンゴーの味をよりピーキーにさせているのはパッションフルーツのせいなのかもしれない。ただパッションフルーツだと味が立ち過ぎるんで、ココナッツを加えてまろ味を出してるのかな。ベースにココナッツ、ミドルにヨーグルトで味を重ねて…。でも、やっぱりパッションフルーツ使うんですね。流れですかねえ。まあ、一応合点がいきました。

ただ、もちろんクランキー・マンゴーの方も、素材そのもので勝負といった感があるだけに、マンゴーに代表される南国系な果実に見受けられる美味しい風味の中に混じった独特の臭みみたいなものも感じて、それはそれで本物っぽさを感じ取る事ができて良かったんじゃないかな、と思いました。冷やさないで食べるといかにもマンゴーらしく味わう事ができるし。

こうやって書いてみると、クランキーと小枝のアプローチの違いって面白いですね。冬に出た前作の期間限定物も、パリのフィヤンテーヌやNYのブラウニーなど、デザートを小枝に盛り込んでいますよね。その方が、一つの素材そのものを閉じ込めるよりもずっと完成度が高くなるのかもしれない。そもそもそういう方針でやってるのかもしれないんで、上に書いたほど試行錯誤があったのかどうかは判りません。いずれにしても、単なるお菓子で留まるのではなくスウィーツやデザートの領域へ挑戦しているなという印象があって、もっとこういったお菓子を知りたいというか、科学したいような、そんな気分です。

関連リンク
森永/小枝
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