2006年03月10日

笹塚/ダイヤモンド洋菓子店(1):笹塚ポテト、ごまとリンゴのタルトなど

地元の店では1月の『コンセント』に続いて2軒目。その2軒目にして最後という事になりそうですが、地元に2軒も洋菓子店があれば十分じゃないかという気もします。なんせ東京には迷うほど沢山の美味しいパティスリーがありますし、実際あちこち足を運んでますから。

笹塚駅を出て甲州街道の信号を渡り、十号商店街をまっすぐ進みます。十号というからには他にも番号のついた商店街があるんじゃないかと思われますが、今でも残っているのは六号商店街だけです。七号商店街は、かすかに名残りがあるくらいでしょうか。元々は西新宿の淀橋浄水場へと続く玉川上水にかかる橋を差していました。それが浄水場から数えて一、二、三、…と続いて十三号橋まであったのかな?

玉川上水の水を引いていた川が埋められて水道道路になり、今に至ります。玉川上水というのは玉川兄弟が幕府の命を受けて作ったものです。ちなみに近所に「わたしゃも少し背が欲しい」で有名な玉川カルテットの玉川良一さんが住んでいたりもしますが、もちろん偶然です。こじつけで引き合いに出しました(笑)

さて、商店街を抜けると水道道路に出ます。信号を渡った目の前がダイヤモンド洋菓子店です。店は小さく、3人入ったらちょっとヤバイかな、というくらいなので当然イートインスペースもありません。基本テイクアウトです。生菓子の種類は、ざっと見た感じ15〜20でしょうか。割合としてはチョコレート系が目を惹きましたが、ベーシックなラインナップといった印象です。店内右側が焼き菓子の置かれたスペースになっています。

P3104218.jpg

嗚呼。しかし、3つしか買ってないのに、1こ名前を忘れたorz
以下コメントです。よろしく哀愁。

○笹塚ポテト - Sasazuka Potate -(¥160)

結構小振りですが、程よい甘さ。しっとりとしていて、こういったお菓子に対する苦手意識がある人には優しい食感じゃないでしょうか。中にサツマイモがいくつか入ってます。スイートポテトですね。ただ、小さかったんで、一個じゃ足んなかったな…。もちろん、お土産にもオススメです。

○ごまとリンゴのタルト - Tarte au Pomme et Sesame -(¥300)

こちらは店頭で「New」と書いてあったのでとっさに反応してしまいましたが、新作のようです。最後の1個だったようで、滑り込みセーフといった感じでした。

黒の粒ゴマに洋酒を効かせたタルト生地の上に桃かな…爽やかな風味が練りこまれたカスタード、その上に煮込んだリンゴが沢山乗っています。角に少し焼きもつけてあって、丁寧な仕事が確認できます。

ゴマをもってきたタルトは初めてですが、決してゴマの強い風味が勝るわけではなく、リンゴも甘過ぎず、年齢を問わず食べれる安心感のあるバランスのとれたタルトといった印象です。タルト生地は、好みとしてはあと少し硬い方が好きですが、食べ易さとしては特に気になるものはありませんでした。

これ、焼き菓子単品として出しても十分いけると思いましたよ。ゴマは好きで食事の時もおかずやご飯の上にたっぷりかけるくらいなので、ゴマに対しては甘い評価かな。値段も¥300という良心的な設定。笹塚でこの値段は有り難いです。

他のケーキもほぼ同様の価格帯。同じ水道道路沿いに『コンセント』という可愛らしいパティスリーがありますが、そちらと比べると、ダイヤモンドの方はより地元を意識した印象がありますね。「笹塚ポテト」というネーミングや価格設定にそれが見受けられます。オペラシティの『ポンデザール』(後にレ・サンク・センスに改称、昨年閉店)も「初台レアチーズ」という商品を売りにしてますね。

子どもが食べる事も意識してある分、間口が広いというか、いわゆる庶民的な万人受けするものが多いのかも知れません。むしろ『コンセント』の方がちょっと高級に見えてしまうくらいです。笹塚の住民も幡ヶ谷の住民も、生活エリアとしては何ら変わらないのですが、かつてプランタン銀座に出店していた分、こちらの方が箔がついてるという感じでしょうか。

○名前失念(¥300)

背面にナッツがあしらわれたチョコレートのビスキュイに、レモンかパッションフルーツのような酸味のハッキリと効いたムース、更にその上にチョコレートムース、表面には照りの綺麗な生チョコレートがコーティングされ、金粉が散りばめられています。カシスとブルーベリーがひとつずつ乗せてあって、全体的に高級感のある印象です。これも価格は¥300という事で、笹塚でこの味で¥300なら十分お値打ちです。


(今回の総評)
なんで名前を忘れたのかな…。あとで突然思い出せそうな気がしなくもないんですが、無理ならまた今度買いに行った時に確認しときます。店を出て5分くらいは念仏のように名前を唱えてたんですが、小雨に洗い流されてしまったんでしょうか、と微妙な言い訳をしておきます。。。

本当に申し訳ないというか、今は反省しているというか。マジで思い出せないので、買いに行かれる方は写真で確認をお願いします。見れば判ると思いますし…。

最後ですが、接客は良かったです。丁寧でしたし、まあ自分自身そんなに接客態度を気にする風ではないので、よほどの事がない限り接客でマイナスになるお店に出逢う事はないんですが(ないわけではないんですけどね。去年一度だけありました)、入り易いお店である事は確かでした。営業時間が長いのもいいですね。21:00までっていうのは、他所じゃ、なかなかないですから。

あと何か言及するとしたら、このお店はあまりネット上に情報がないので、事前に確認しづらい事ぐらいかな。地元の自分のような人間が足を運んでこういった感じでレポートしていくしかないですねえ。

というわけで、今回はこんなところで。

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ダイヤモンド洋菓子店(ささはた.com)

住所:渋谷区笹塚3-17-2
最寄駅:京王線「笹塚」駅下車、徒歩5分
営業時間:10:00-21:00
定休日:水曜日
posted by 照乃芯 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

曙橋/LA VIE DOUCE(1):フレジェ、カテリーヌ、アルザス

本来なら、これにプラスしてミルフィーユも買うはずだったのですが、ありませんでした。横倒し式のイチゴのミルフィーユという事で期待していたのですが、午後2時過ぎに訪れた時にショーケース内には確認できませんでした。非常に残念で、四谷三丁目まで徒歩で移動してバスにのって広尾のラ・プレシューズでミルフィーユを買ってしまおうかとも思ったくらいでしたが、風が強過ぎて断念しました。しかるに、外で食べたいという願望も放棄。

今回は初めての来訪だったのでタイトル通りのケーキを3つ購入しました。バスで荒木町まできて、新坂を下って左へ。靖国通り沿いなので判り易いです。学生時代、大学から歩いて帰った事が何度もありましたが、二度だけ靖国通りルートで帰った事がありました。ラ・ヴィ・ドゥースのある辺りは、よく見れば見覚えのある場所でした。…といっても当時はラ・ヴィ・ドゥースはまだありませんでした。

店内は結構お客さんがいましたが、パン(?)やら焼き菓子を買う人が圧倒的に多かったのはなんででしょうか。

laviedouce.jpg

というわけで以下コメントです。よろしく哀愁。

○アルザス - Alsace -(¥399)

これは完全に店頭で見て選んだケーキ。他のものに比べて明らかにデカかったので、思わず選択しました。他のも十分大きめなんですが、これは特に大きく見えました。表面に砕いたナッツがあしらわれているのも購入意欲をそそられました。

真ん中に木苺のジュレがあって全体をシナモンのムースで包み、上と下からシナモンのクッキーで挟んであります。今日の風が凄まじかった事もあって、家に着いた時は少し傾いて型が崩れてしまいました。このお店には木苺のクリームのマカロンもありました(別に買いませんでしたが)。

クッキーは全然硬くなく、プラスティックのフォークであっさりと割る事ができるので、ムニューっとムースを横に押し出さずに食べる事ができます。上のクッキーはあえてこういう硬さにしてあるのでしょうね。形もドーナッツ状になっているようで、それがフォークの入れ易さに繋がっています。下のクッキーは土台なので上のそれよりもやや厚く、より硬いものになっています。

○カテリーヌ - Catherine -(¥399)

キャラメルと洋梨のタルトという事で買ってみましたが、2時30頃に訪れた時には残り2個という状況で、結構人気があるケーキのようです。キャラメルムースの下にも洋梨が入ってますね。キャラメルのタルトは、口に入れた瞬間に苦味→フルーツの酸味→ムースとキャラメルソースの甘味、という順番で舌の上に表現されてます。「甘味×酸味×苦味」というこの店の売りが見事に表現されてました。

甘味と酸味ならすぐに判りますが、苦味の部分は一体どこで表現されるのだろう、というのは帰りがけにずっと気になっていたので、いざタルト生地を口に入れた瞬間は頭の中で「苦味キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」と。美味しいです。選んで正解でした。

こちらもサイトで確認した時は¥320でしたが、店頭では¥399。まあ300円台がほとんどというラインナップなので、非常に良心的ではあるんですが。

○フレジェ - Fraisier -(¥399)

まさに子どもの頃に慣れ親しんだイチゴのショートケーキ。ホイップクリームもふんわりとして美味しいし、イチゴとの相性は抜群。どれだけ美味しいかは、他所のものと食べ比べてみないと相対的に評価できない部分があるので保留しますが、とても美味しいです。あまりにもクラシカルでオーソドックスなケーキを選択してしまったので一瞬ためらいましたが、選んで正解でした。

Cake Piaで紹介されているラ・ヴィ・ドゥースの商品ページでは¥320だったんですが、店頭では¥399円でした。データが古かったんでしょうか。イチゴは、その都度仕入れ値が変わるだろうけど、他のケーキも値段が違っていたので、どうなんでしょうかこれは。¥399までくるとさすがにコストパフォーマンスを過剰に褒めるのはどうかなとも思う。

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(今回の総評)

今回は偶然3つともすべて¥399のケーキを買う事になりました。¥400を超えていたケーキはほとんど見受けられなかった点からいって、価格設定はかなり良心的だと思います。

よって会計が¥1,197。くしくも先週自由が丘で買ったパリセヴェイユの3つのケーキとほぼ同じ会計になりました。そこですぐに気付いたんですが、……残念ながら、3つ食べ終わった時の僕の満足度は、圧倒的にパリセヴェイユの方に軍配が上がる事になりました。

ラ・ヴィ・ドゥースも、バッカスなどのスペシャリテを今回保留しているので、今回の3つのケーキで全てを判断しきれない部分もありますが、ほぼ同じ会計になるのなら、僕はより濃厚な方を選ぶのだという事がわかっただけでも、ここ最近食べ歩いてきた成果が出てよかったなと。

若干期待し過ぎたのかも知れません。自分の好みとは違う横倒し式のミルフィーユがなかったのも結果的にマイナスかな…。あるなら食べるつもりだったけど、お店に行って店頭にないとなると、次もお店へ買いに行こうというモチベーションがタカまりそうな感じがしません。「いざ迷ったらミルフィーユ(まあ、要するにお気に入りのもの)もあるし」という選択がないのは自分にはマイナスでしかありません。

今回食べたケーキについて、特に味に関して相性の悪さは何一つ感じなかったし、価格から考えれば素晴らしいとさえ思ったのだけど、やっぱり自分は濃厚が好きらしいです…。それをハッキリ気付かせてくれたという巡り合わせは、切なくもあり…皮肉っぽくもあり…。なんだか黄昏れてしまいました。見た目の印象では気に入ると感じたんですけどねえ。まあ、そういう事もありますよ。

先月から今月にかけて食べ続けてきたお店がお店だけに仕方ないかなとも思っています。自分の中でのベスト3とか5とか、そういうものがいくつか埋まってしまってきている。つまり「基準」が出来つつある。

もちろん味の相性には個人差があるので、別の人には抜群にマッチしている可能性が十分過ぎるくらいあるはずです。

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ラ・ヴィ・ドゥース(LA VIE DOUCE)

住所:新宿区愛住町23-14 ベルックス新宿ビル1F
最寄駅:都営新宿線「曙橋」駅下車、徒歩3分
営業時間:10:00-20:00
     10:00-19:00(日・祭)
定休日:月曜日

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posted by 照乃芯 at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

東急フードショー/Gateaux de Voyage:ミルフィーユ・オ・フレーズ、紅茶のプリン

昨日は広尾のラ・プレシューズへ行った後、外苑西通りを曲がって明治通りから渋谷まで歩いたのですが、東急フードショーに寄ったらガトー・ド・ヴォワイヤージュのミルフィーユ・オ・フレーズが目に入ってしまいました。ラ・プレシューズのミルフィーユに2度もスカされて意地になっていたのかもしれません。…ワタクシ買ってしまいました。ミルフィーユへの禁断症状でしょうか。

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以下コメントです。よろしく哀愁。(いずれも税込価格)

gateauxdevoyage_millefeuille_au_fraise.jpg

○ミルフィーユ・オ・フレーズ - mille feuille au fraise -(¥367)

この日(21日)最初に訪れたラ・プレシューズのエントリーにも書いたように、どうしてもミルフィーユが食べたかったせいか、広尾から歩いて渋谷へ帰ってきた時に、このお店のミルフィーユが目に飛び込んできてしまいました。意地でもミルフィーユを食べよう、という。

パイ生地を3枚使ったミルフィーユです。この生地はかなりしっかりと硬さのあるもの。ブールミッシュの焼き菓子専門部門だけあって、生地のしっかりとした硬さや美味しさには安心感があります。

中は2層とも各々、外側に二列クレーム・シャンティー、挟まれるようにしてカスタード、ハーフカットした苺が2枚、という構成。最上部にはクレーム・シャンティーの上にハーフカットされた苺が2つ。使っている苺の大きさは「とよのか」とはいかないですが、なかなかというか、決して小振りではないところがいいです。

ここのカスタードは人気商品の釜出しパイカスターと同じようにバニラ風味に比重を置いたもので、食べ易いです。本家のブールミッシュに比べてかなりコストパフォーマンスに優れたお店なので、僕は重宝させてもらっています。味もいいし、本店の横浜・馬車道本店まで行かずとも渋谷で買えてしまう気軽さが有り難い。元々ブールミッシュは渋谷に本店があったから、渋谷は今でもホームタウンのようなものなのかも知れないですね。

比較的安い買い物、例えばパイカスター2個(合計¥420)とかいう買い物でも安心して会計できるというのがいいですね。利用し易いんです。

さて、こういったタイプのミルフィーユは初めてなので、どうやって食べようかしばらく考えました。とりあえず素直にフォークを入れてみようかと。失敗したら一枚ずつ食べますんで。

…というわけでフォークを突き立ててみましたが、当たって砕けました。ビクともせず。当たって砕ける経験は若い頃何度も積んできたつもりでしたが、ここまでハンパないのは初めてです(笑)

諦めて一枚ずつ食べましょうか。だが、それがいい。しかし、待て。それはミルフィーユなのか。別のお菓子を食べてるような錯覚はないのか。自問自答は続くのです。

とはいえ、皮はパリパリで美味しいので、これはこれでOK。ミルフィーユを食べたという実感はないのですが、このパリパリ生地はオススメ。

gateauxdevoyage_pudding.jpg

○紅茶のプリン - Pudding au The -(¥210)

正直な話、そろそろ「なめらか系」には飽きてましたが、これも途中でやや飽きが来るような気がします。カラメルにからめながら食べるといいと単調な印象が少し薄まるような気がします。

個人的には、紅茶のプリンの場合はしっかり硬いタイプのプリンの方がクリームの引き締まりと風味の広がりという強弱ができていいのではないかと思うんです。味や出来映えは、むしろ去年食べた「ほうじ茶のプリン」の方がまだ上を行ってるんじゃないかと感じました。どうも今日(*21日の事です)は紅茶と相性が良くないようで。

ただ、これは僕がそろそろ硬いプリンのNo.1という評価をしているマーロウのプリンが久しぶりに食べたくなってきているせいもあるので、そこらへんを割り引いていただければ。ラ・プレシューズの紅茶のサヴァランの影響で紅茶に対してマイナス評価があったかどうかは判りません。勢いで買ってしまったという部分では反省しきり。この店のプリンはプレーンが一番オススメです。

(今回の総評)
なんだかんだで、やっぱりこのお店もよく利用しますね。コストパフォーマンスは、本当に素晴らしいの一言。でも、その分味が…というわけではないからつい褒めてしまいます。ただ、特筆するほど突き抜けた満足感を提供してくれるわけではないんですよね。普段のおやつといった感覚です。

ガトー・ド・ヴォワイヤージュ東急フードショー

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ガトー・ド・ヴォワイヤージュ
住所:神奈川県横浜市中区常盤町4-42(馬車道本店)
全国百貨店に支店多数。詳しくはオフィシャルサイトでご確認を。

最寄駅:みなとみらい線「馬車道」駅5番出口より
横浜市営地下鉄「関内」駅9番出口より
JR根岸線「関内」駅北口より関内大通りをまっすぐ
定休日:日曜(もちろんデパ地下に入ってるお店は開いてます)
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posted by 照乃芯 at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(1) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

曙橋/LA VIE DOUCE(2):バッカス、ショコラ・ダックワーズ

4/4までの一週間、新宿伊勢丹のマ・パティスリー(週替わりで登場するパティスリー。話題のお店が出てくる事が多い)でラ・ヴィ・ドゥースが出店しているのを先月中頃から仕入れていたので、日曜日の夕方、和泉多摩川のプレ・ドゥ・ラ・リヴィエールへ行った帰りに寄ってみました。

前回、曙橋の本店で3つほどケーキを買ったのですが、このお店のスペシャリテであるバッカスをあえて2回目の愉しみとしてスルーしていました。なんか、そういうところがあるんです。次への動機って結構大事にしたい。最初の印象で良かったものだけ最初に買ってしまうと、それっきりになりそうな気がしてしまうので…。

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では以下コメントです。よろしく哀愁のカサブランカ。

laviedouce_bacchus_chocolat_dacquoise.jpg


○バッカス - Bacchus -(\399)


帰りの雨風があまりにもすごかったんで、箱の中で横倒しになってしまったようで、上面のチョコが二つほど箱の側面にこびり付いてしまいました…。他にも取れてしまったものがあって、それは手作業で修復できましたが、箱に付いた二つは潰れてしまいました。orz

なんか前回に続いて運というか巡り合わせが良くないんですよね、ここ。プレ・ドゥ・ラ・リヴィエールで買ったケーキも一緒に持ってたんですが、あっちは雨のせいで紙袋がひしゃげてしまって、大変でした(>_<)

さて、チョコとオレンジの風味は本当に美味しいです。評判なだけあるなと思いました。少しお酒も効いているようで、とても愉しめます。チョコも甘いだけではなく、ほのかに苦味が伝わってきます。苦味の愉しみを教えてくれたのはこのお店なので、やっぱり嬉しいですね。

ただ、苦味だけでいうなら、以前食べたカテリーヌの方がインパクトは強かったです。

○ショコラ・ダックワーズ - Chocolat Dacquoise -(\147)


通常のアーモンド風味のダックワーズよりも、このダックワーズの方が好きですね。生地にチョコを練り込んであるだけではなく、ガナッシュも挟んであります。ラ・プレシューズのダックワーズと同じくらい好印象を持ちました。これから、もっといろんなフレーバーを試してみるつもりです。

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(今回の総評)
とりあえずバッカスを食べてから考えよう、と思っていたところへマ・パティスリーに登場という事でいいタイミングだったなと思いました。

前回、曙橋の本店へ行った時は、接客面で残念な経験をしてしまったので、もし今回のチャンスを逃したら、ちょっと当分行きそうになかったんですね。

ところで、今回のマ・パティスリー、バッカスは自分が買ったので最後の一つでしたが、フレジェが結構沢山余っていました。フレジェはラ・ヴィ・ドゥースの生菓子の中ではベスト3に入るお勧めの一つと言っていいと思うんですが、意外というか何というか。しいて買うならバッカス買うけど、今回がマ・パティスリー初というわけではないから目新しさがなくなったんでしょうか…。余裕があったらフレジェも買っていきたかったな。可愛らしいんですよね、あのケーキ。

ひとまず、次回の予定はまだ未定ですが、夏頃にでも行こうかと思っています。

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ラ・ヴィ・ドゥース(LA VIE DOUCE)

住所:新宿区愛住町23-14 ベルックス新宿ビル1F
最寄駅:都営新宿線「曙橋」駅下車、徒歩3分
営業時間:10:00-20:00、10:00-19:00(日・祭)
定休日:月曜日
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posted by 照乃芯 at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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