仙川のお店では、向かいの花屋さんでイートインできるそうです。タダシ・ヤナギの海老名本店でもそんな感じのイートインができますよね。それにしても、花屋でケーキを食べるなんてそうそうないから、今度仙川に行ったら試してみようかな。
今回も相変わらず4つほど買いましたが、どれも420円かそれ以下。すごく良心的な価格。大好きなミルフィーユもあったんですが、自分が好きなベーシックなタイプじゃなかったんですスルーしちゃいました。
…あの、カードとかには「Salon Du…」って書いてあるんですけど、袋には「Salon De…」って書いてあるんですよね。お店の入り口には後者の表記になっている事から、「De」なのかな、って思ったんですが、なにやら「どっちのサロン・ドゥ・ショー」みたいな事になってます(笑)
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では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

○フレジェ - Fraisier -(¥420)
見た目は完全に普通の、三角形ショートケーキ。中くらいのイチゴと小イチゴが載ってます。どことなく丸っこい雰囲気がする点はアン・プチ・パケのケーキから漂ってくる共感覚に近いものがあります。
シャンティーは割と控え目。ジェノワーズはすごーくフワっとしています。フワ…っていうよりもファ…っていう方が相応しいかも。ここまで繊細なジェノワーズは初めてです。
口に入れるとすぐに溶けて消えちゃいそうです(>_<)ノシ
ジェノワーズに挟まれているイチゴのスライスは結構大きいですね。…なんか、すんごっく上品なショートケーキですよ。作りは至ってシンプルですけど、こんなに優しく柔らかいショートケーキも滅多にないかな、と思います。それから、上部のシャンティーの上にかかっている粒が何なのか最後まで判りませんでした。

○ラクテシトロン - Lactee Citron -(¥368)
武江シェフのスペシャリテ、という事で買ってみました。スペシャリテなのにとても良心的な価格ですよね。こういうのはすごく嬉しいです。
ラクテ、といえばエーグルドゥースのラクテ・フランボワーズを個人的には思い出します。あれは感動ものでした。
さて、こちらのケーキは綺麗にナパージュされたレモンのムースとミルクチョコレートのコラボです。ナパージュの上に3点載ってるスライスはピスタチオかな…。この次に紹介しているル・プランタンというケーキもレモンのジュレが印象的なんです。他のケーキもレモンを使う事が多いお店なのでしょうか。酸味を大事にするお店は非常に好みです。
そして、チョコレート系のお店、と見てもいいような印象です。そこらへんはさすがに元和光ルショワのシェフだけあって、チョコレートを生かす事が多いと思っていいんでしょうね。そんな気がします。何となくチョコとレモンというイメージが出来上がってきます。
ミルクチョコレートのムースを挟んでいるのは上下両面にしっかりと焼き色を付けたビスキュイ。土台にはしっとりとした、ほどよく硬さのある香ばしいクッキーのような生地。この生地の上にバタークリームか何かが塗ってあるように思うんですけど、よく判りませんでした。出直してきます(笑)
全体で一口食べるとバランスよく美味しく感じられますが、ビスキュイがやや硬くてフォークやスプーンを下に入れづらいかな…。構造上のバランスを取ったんでしょうね。味はとてもいいです。
残りの2つは後日という事で。
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SALON DE CHEF TAKEE(サロン・ドゥ・シェフ・タケエ)
住所:東京都調布市仙川町1-24-1 仙川アベニュー1F
最寄駅:京王線「仙川」駅下車、徒歩6分。
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日・第3木曜日(祝日の場合は翌日休業)
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