2009年04月09日

六本木ヒルズ/LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(4):タルト・シトロン

Tarte Citron

タルト・シトロン:Tarte Citron

赤いケーキでも白いケーキでも、どこかしらにルージュが一点添えられている。上にはフランボワーズとブルーベリーが一粒ずつ。こういう組み合わせの場合、シトロンクリームは酸っぱさを押さえ気味にしてる可能性が高い。そして、金箔で止められた細いチョコ棒が一本。

タルト・シトロンはイタリアン・メレンゲが盛られているタイプのものが多いが、ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションのタルト・シトロンはメレンゲ無しタイプ。

ナパージュがけしたシトロンクリームの下にあるのはフィヤンティーヌだろうか。シャリシャリした食感が心地良い。個人的な好みからいえば、気持ちあと何割か酸っぱくっても構わないが、よくまとまっているタルト・シトロン。ブルーベリーとフランボワーズの乗った辺りを一口で頬張るといい感じ。

Tarte Citron

ただ、馴染んではいるが、やっぱりもう少し酸っぱいのがいい(笑)
メレンゲ有りタイプだと、甘さはメレンゲが補ってくれるから、メレンゲとの組み合わせの場合、シトロンクリームの酸っぱさを引かないことが多い。その逆はこういったメレンゲ無しタイプ。

だが、評判によると、メレンゲ無しタイプのエルメのタルト・シトロンはちゃんと酸っぱいらしい。個人的には「酸っぱい。だが、それがいい」と言わせてくれるタルト・シトロンに出会いたい。

焼き菓子も数個買ったけど、一週間もラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションが続くのもどうかと思うので、焼き菓子分は来週あたりにでも。

[ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション) ]

住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・ヒルズサイド2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木」駅C1出口下車、徒歩1分ほど
営業時間:10:00-21:00
定休日:施設休館日に準ずる

2009年04月30日

六本木ヒルズ/LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(5):マドレーヌ、フィナンシエ、ダックワーズ

Madeleine,Financier,Dacquoise


パン類を次回の訪問に見送る代わりに、焼き菓子は今回買っておいた。今回というのは、今月初旬に訪問した時のことで、すでに生菓子は掲載済み。あんまり同じお店の掲載が続きすぎるのもどうかと思って、焼き菓子分だけ少し間を置いていた。

マドレーヌについて。

ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションのマドレーヌは、ちゃんとレモンの香りもする。そして木目の細かい生地。

それにしても、ブラン・ブランの土台に使われていた生地がどうにもマドレーヌだったような気がして仕方ない。だが、食感から考えて、サブレ生地で間違ってないと感じたが…。

フィナンシエについて。

ピスターシュ、フレーズ、ショコラ、プレーンの4種類を揃えている。今回は初回ということもあってプレーンを選択。しっとりした生地は木目が細かい。何と言うか、「可も無く不可も無く」レベルだった。だが、東京のパティスリーのレベルを考えれば、それは決して劣ってるということではなく、平均的という印象。値段も他のお店と変わらず。

Madeleine,Financier,Dacquoise


おそらくフィナンシエを食べ比べていくのはこれが最後。
本当は手に取るつもりもなかったが、フィナンシエが好きだから、うっかり焼き菓子用の木箱に入れてしまった(笑)
今までいろんなお店のフィナンシエを食べたが、もう気は済んだ。

それは、三ヶ月前に自分が求める最も理想のフィナンシエに出会ったせい。人それぞれ好みはあるから、理想像は千差万別だろうけど、自分としては、もうそのお店のフィナンシエを超えるフィナンシエを求めるのは時間とお金の無駄だと感じてしまった。まだ見ぬ何処かにあるかも知れないけども、そうすることをやめる選択をした。

個人的に思うところあって、そのお店のフィナンシエを甘時間に載せるつもりはないが、
もうこれでフィナンシエの食べ比べはおしまいにする予定。

ダックワーズについて。

何種類かあるうちのプレーンなものを購入。これもなかなか美味しいが、特徴があるかといわれたら、可も無く不可も無くレベル。クリームにもっとコクと深みがあると良かった。

生地の表面にザックリ感が、生地の中身にモッチリ感あるいはネッチリ感がいくら不足しているように感じたが、おそらくこれも個人の好みの問題だろうな、きっと。

[ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション) ]

住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・ヒルズサイド2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木」駅C1出口下車、徒歩1分ほど
営業時間:10:00-21:00
定休日:施設休館日に準ずる

2011年05月28日

丸の内ブリックスクエア/LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(6):ミルフイユ・ア・ラ・ヴァニーユ・ド・タヒチ

ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション/ミルフイユ・ア・ラ・ヴァニーユ・ド・タヒチ:Mille Feuille à la Vanille de Tahiti


ミルフイユ・ア・ラ・ヴァニーユ・ド・タヒチ:Mille Feuille à la Vanille de Tahiti

年明けしばらくしてから久しぶりにジョエル・ロブションへ。丸の内ブリックスクエアの1Fにあるジョエル・ロブション。この周辺はいい雰囲気と作りの建物や石畳がある。珍しくベタな東京散策をしたくなって自転車でブラついた。

オペラがないかと見に来たが残念ながらなかったため、買おうと思っていた3つのうちオペラを除く2つ、このミルフイユ・ア・ラ・ヴァニーユ・ド・タヒチとルリジューズ・オ・ショコラを買った(ルリジューズはまた後日掲載予定)。

タヒチ産バニラを使ったクレーム・パティシエール。シャンティ感の高めな、クレーム・ディプロマという感じがしなくもない。塩気の効いたフイユタージュ。やはり、この菓子は何度食べても食べ飽きることがない。

[ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション) ]

住所:東京都中央区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
最寄駅:東京メトロ千代田線「二重橋」徒歩3分ほど、丸の内線「東京」駅より直結
営業時間:11:00-21:00(平日、土曜)
定休日:施設休館日に準ずる

2011年06月11日

丸の内ブリックスクエア/LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(7):ルリジューズ・オ・ショコラ

LA BOUTIQUE de Joël Robuchon/ルリジューズ・オ・ショコラ:Religieuse au Chocolat


ルリジューズ・オ・ショコラ:Religieuse au Chocolat

ジョエル・ロブションのルリジューズ、上下のシューにチュイルーが付いてる。塩気のあるシュー生地。例えばパリのパティスリーに並ぶルリジューズに比べるととてもすっきりした締まった身体をしたルリジューズに見える。一回りスリムといった印象。

まあ、判る気はするな……。パリで見たルリジューズ、どこもやたらと大きかったし。他の菓子と一緒に数個食べようという気にならないんだよな。ルリジューズ一個食べ切ると、案外どっしりくる。

[ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション) ]

住所:東京都中央区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
最寄駅:東京メトロ千代田線「二重橋」徒歩3分ほど、丸の内線「東京」駅より直結
営業時間:11:00-21:00(平日、土曜)
定休日:施設休館日に準ずる

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