マカロン5種:Les Cinq Macarons昨年11月22日土曜日に国営昭和記念公園へイチョウを撮りに出かけた帰りに立川駅前の伊勢丹で買ってきた。常設店が出来ていたとは知らず、フラフラっとショーケースの前へ…。
とりあえずお試し的に5種だけ選択。ベルアメールで好きなのはパレショコラシリーズだが、マカロンはまだ試していなかった。
ベルアメールのマカロンは全10種。下に紹介している以外にオランジェ、フランボワーズ、アールグレイ、アプリコット、シトロン。単品では210円。これはマカロンの一般的な価格として目安にしていい値段ではないかと思う。種類によってバラ付きは多少あるものの、直径はおよそ4.5cmほど。これもまた一般的な大きさといえるかもしれない。サンドされているのはすべてガナッシュクリーム。フレーバーによってそれぞれ風味付けされている。箱セット売りは5種、10種の2パターン。ただ、時期的なせいか、ショッピングバッグがクリスマス仕様になっていて、ちょっと気恥ずかしかった(写真はアップしない笑)

生地の食感はふっくら。しっかりしたガナッシュクリームはとても多めに感じた。味は特に冒険するでもなく、甘いことは甘いが、割と真っ当な印象というか。マカロンはとにかく生地の食感で最初に大きく好みが分かれるお菓子だから、ふっくらが好きな人にはオススメだけど、ねっちり感はほとんどないから、そっちが好きな人にはインパクトはないかも知れない。
では、以下、簡単な説明を。
ショコラ - Chocolat -カカオ分66パーセントのガナッシュクリーム。程よく苦味があるが、ここは一つ思いきってもう少しカカオ分を高めにしたベルアメールの名をそのまま再現した「美しい苦味」に走っても良かったかな。ミルフィーユに使ってるカカオはかなり苦味が効いてるので、このマカロンは平均的な甘めのショコラという印象しかなかった。
キャラメル - Caramel -キャラメル風味のミルクガナッシュ。端的にいうとミルクキャラメル。キャラメルの使い方ではパレシリーズのキャラメルショコラブランの方が面白かった。マカロンというお菓子は、他のフランス菓子よりも割りと保守的になりやすいのかな。キャンバスの小ささを感じてしまうことがある。
ラムレザン - Rham Raisin -
ラム酒でフランベしたレーズンが入ったガナッシュ。今まで食べてきたマカロンの中でも一番大人っぽい部類に入るフレーバー。レーズンの食感はさほど感じなかったが、ラム酒の香りがしっかりしていて、このくらい個性的な方がキャッチーでいい。
ピスタチオ - Pistache -シシリー産のピスターシュにキルシュで風味を付けたホワイトショコラのガナッシュ。…うん、なかなか難しいな(笑)
バタークリームの方がピスターシュの豆々しさが素直に広がる気がした、きっと。
ホワイトショコラを使っているのはこのピスタチオとフランボワーズ、シトロンの3種。
アラビカ - Arabica -店頭で味見させてもらったフレーバー。深煎りローストしたアラビカ種のコーヒーを使ったガナッシュ。深い苦味があって、美味しい。味見させてもらっただけあって、これは選んで正解だった。
残り5種はまたいずれの機会にでも。