パティスリー・ル リスは2010年1月に開店した三鷹のパティスリー。吉祥寺からだと、御殿山の先、ジブリの森美術館を抜けて、更にそのまま真っ直ぐ進んだ連雀通りの交差点そばにある。

このオペラは高さおよそ3.5cm。ベーシックなショコラとコーヒーのケーキ。金箔を真ん中に置いたグラッサージュ・ショコラに、コーヒー風味のクレーム・オ・ブール、カフェ・シロップをたっぷり打った気持ち厚めのピスターシュ風味っぽいビスキュイ、ガナッシュ・オ・ショコラ、ビスキュイ、クレーム・オ・ブール・カフェ、ビスキュイ、最後は薄いショコラのプレートだろうか。ほぼ7層。ピスターシュ風味っぽいビスキュイなのは、やはりどこかノリエットをイメージさせる部分がある。
オペラの持つリズムの良さが味わえるギリギリの高さだろうか。オペラは今まで2.5cm→3.1cm→3.5cmと食べてきたが、一口ごとのキレの良さは、やはり2.5cmに近い方が実際にオペラを食べた感じでは抜群にいいような気がするが、2.5cmでなければオペラとして美味しくないかといえば、必ずしもそういうわけでもないんだろうな、きっと。大体、このくらいの大きさに収まるオペラが、一番理想的と感じる。

須山真吾シェフは地元の島根の洋菓子店を経てノリエットに7年半、オリジンーヌ・カカオに2年半勤務後、今年1月にパティスリー・ル リスを開店。Lisは花の「百合(ユリ)」の意味。お店のずっと手前「ジブリの森美術館」の先にリスのイラストの幼稚園がある。そのリスには多分かかってないと思うが、偶然にも「リス」が続く。
吉祥寺駅からはおよそ1.5km近くあると思うので、歩けばかなりの距離になる。散歩好きな人や吉祥寺界隈の散策に関心のある人でない限り、駅前から小田急バスを使った方がいいかもしれない。吉祥寺駅から徒歩で向かうのであれば、井の頭公園をジブリの森美術館方面へ抜けて行くルートがのんびりしていてオススメ。専用駐車場も店舗の隣にあるので、車で行くのもいいかも。

久しぶりの新規パティスリー訪問。シックで落ち着いた外装。ノリエットっぽさも感じる。サロンにはゆとりがあり、明るい照明。入って右手は焼き菓子を中心に、左手はパンやヴィエノワズリ、タルトなど。正面ショーケース上段はアントルメ、下段はプチ・ガトー。左にあるレジ横のショーケースにはボンボンショコラやヌガー、コンフィズリーなど。かなり幅広い品揃え。プチ・ガトーはノリエット譲りなものがいくつか並んでいて、すでに売り切れていたものも含めると15〜20種類近くありそうな感じが。
小龍包屋の行列
吉祥寺駅周辺は、レピキュリアンへ行く時以外にその界隈で甘時間用の絵作り素材探しにブラつくことがあるが、今年に入ってからは最初の吉祥寺散歩。ユザワヤが改装のため、4月2日から丸井に一時?移転しているが、あそこの品揃えは魅力的なので、恋しい。早く完全復活を期待したい。
それにしても、休日はさすがに人が多い街だ。ハーモニカ横町の入口脇にある焼き小龍包の店が行列をなしていた。そういえばどこかで焼き小龍包のお店がオープンするはずだが、どうなったろうか。
[ PATISSERIE le Lis(パティスリー・ル リス) ]
場所:東京都三鷹市下連雀1-9-16 KENTビル1F
最寄駅:京王井の頭線・JR中央線「吉祥寺」駅より徒歩15分。吉祥寺駅から小田急バス「下連雀」停留所下車すぐ。
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜日
駐車場:有り
場所:東京都三鷹市下連雀1-9-16 KENTビル1F
最寄駅:京王井の頭線・JR中央線「吉祥寺」駅より徒歩15分。吉祥寺駅から小田急バス「下連雀」停留所下車すぐ。
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜日
駐車場:有り