パティスリー・ルミューは京王線「つつじヶ丘」駅南口からすぐです。30秒ほど。出る場所が左右に分かれているので注意が必要です。右の方の階段を上がって、目の前の道を50mもあるかどうか、です。白を基調にした綺麗なお店で、すっきりしてます。
焼き菓子の方は決して多くないですが、可愛らしい貝殻型のクッキーにチョコがけしたお菓子が中でも美味しそうでした。今回は生菓子のみを3つ。その生菓子はすでに10個近くが売り切れでした。
今回は、420円で提供しているのに「あまおう」を使ってるっていうミルフィーユ・フレーズ目当てでしたが、18時過ぎではそりゃあ当然売り切れているわけで、代わりにミルフィーユ・フリュイを買いました。

ルミューは伊勢丹新宿店マ・パティスリー(現在、改装中につき閉鎖)にも出店経験があるお店ですが、その独特なミルフィーユは去年からずっと気になっていて、ようやく今回食べることが出来ました。
オーナーシェフの富澤宜三(とみざわ よしみ)氏は、今はなきパティスリー・レカン、そしてマキシム・ド・パリ、サダハル・アオキ(パリ)で修業された後、2002年11月に独立、現在に至るそうです。サダハル・アオキ(パリ)っていうのは意外です。今回ルミューのケーキを3つしか食べてないけど、どれもアオキっぽいとは思わなかったな。すごくすっきりしてるし。フルーツの乗せ方というか可愛らしい雰囲気はどちらかといえば前者の2店の方がベースになってると思いました。それだけ独自の世界を構築できてるっていうことなんだと。
というわけで、パティスリー・ルミューをちょっとヨロシク。

○ミルフィーユ・フリュイ - Mille Feuille Fruits - (¥420)
ミカン、フランボワーズ、ブルーベリー、赤すぐり、イチゴというトッピングの下にはシャンティーが一筋塗られています。フィユタージュに水分が移らないようにするためでしょう。周囲には刻んだココナッツがまぶされています。
フィユタージュは薄めながらハードに焼かれていてカラメリゼがしっかりとされたものが3枚。間にはクレーム・ムースリーヌ。フルーティな香りです。よそのミルフィーユとは一線を画した外観に見えたため去年から慎重に距離をとってきたんですが、いざ食べてみると「アリ」。いや、むしろハマりそうな気になってます(笑)
食べてみるもんですねえ。実は次に行く予定のお店で100件目になるんですが、ここにきてミルフィーユに新鮮な気持ちを取り戻した心地です。フルーツどっさりのミルフィーユで太鼓判押せるのは今のところルミューだけかな…。
記念すべき100件目は今週末。メゾプチことメゾン・ド・プティ・フールに行こうと思ってます。
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Patisserie LeMieux(パティスリー・ルミュー)
住所:調布市西つつじヶ丘4-6-2-108
最寄駅:京王線「つつじヶ丘」駅南口下車、徒歩20〜30秒
営業時間:10:00-20:00
定休日:水曜日
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