
最寄り駅は武蔵小金井のままではあるものの、現在は小金井本町ではなく、中町にある「はけの森美術館」の敷地内にあるカフェとなっています。旦那さんがやっていたフレンチレストランの「カロティカ」と小嶋ルミさんの「オーブンミトン」が合体してオーブンミトンカフェに。小嶋ルミさんは新宿中村屋で現リリエンベルグの横溝氏の元で修業され、1987年に独立、オーブンミトンを開店されました。その後、2005年に一度パティスリーを閉店、翌2006年10月3日にカフェとして再開、という流れです。
フレンチはもちろん、ケーキも店内で食べられます。お店は、テイクアウト目的でも一度靴を脱いでサンダルに履き替えて上がらなければいけません。新鮮ですね。ケーキを買いに来て靴を脱いだのはこれが初めてでした(笑)
お店までの道のりですが、徒歩だと……かなりかかります。まず武蔵小金井駅南口を出て小金井街道沿いの商店街をまっすぐ進むと連雀通りに出ます。それを左へひたすらまっすぐ。サイトにある地図の場所から右折してもいいのですが、今回は思いっきり通り過ぎて遠くまで行ってしまったので、その一本先の路地を入っていきました。どのみち、急な坂を下らないといけないので、帰りは上りがシンドイですが、頑張りましょう(笑) 詳しくは下のリンクから、サイトで地図をご確認ください。
近くにはのどかな森林公園もあるので、寄っていくのもいいかもしれません。本格的に西東京を味わえます。なお、連雀通りは歩道が非常に狭いので、徒歩にて出かけられる方は車に十分気をつけてください。
お店は16時でラストオーダーですが、順番待ちのお客さんは絶えず数組あって、15時過ぎに来るとイートインできない可能性がありますので、来店時間にはご注意ください。

○ミトンズ・シュークリーム - Mitten's Chou Cream - (\263)
カスタードがとても美味しいという評判はケーキ屋めぐりを始めた頃から聞いていたのですが、本当に美味しいです。バニラビーンズは一切加えず、カスタードクリームをじっくり炊き続けて余計な水分は飛ばしてあるそうです。
カスタードだけなら、今までのシュークリームの中で一番だと感じました。大きさは余所のパティスリーのおよそ半分ですが、味は十分です。この一個はとても幸せですよ。

ただ、大きさの割合と比べると、さすがに若干値段の高さを感じます。それでも、食べると納得してしまう。飽きさせないギリギリの大きさなんだと思います。たとえこのミトンズ・シュークリームの2〜3倍大きなシュークリームを売るお店があっても、このシュークリームを超えるだけの心地になれるかどうか…。そのぐらい美味しいです。
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Oven mitten cafe(オーブンミトン・カフェ)
住所:東京都小金井市中町1-11-3
最寄駅:JR中央線「武蔵小金井」駅下車、徒歩15〜20分
営業時間:10:00-16:30(L.O.16:00)
定休日:月・火曜日/第3日曜日
駐車場:2台分(美術館と兼用)
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