2008年04月15日

尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(16):フロマージュ・クリュ

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○フロマージュ・クリュ - Fromage Cru - (¥300)

新宿タカシマヤ「パティシェリア」で土曜日に買ってきました。浦和のパティスリー・アカシエへ行った帰りに立ち寄りました。強行日程でしたね。

直径はおよそ4cm、高さもおよそ4cmという極小のチーズケーキです。土台は柔らかいサブレ生地。非常に繊細で淡い酸味のレアチーズムースです。乳分の美味しさが伝わってきます。

洋酒を効かせた濃厚なケーキが多いお店なので、意外なほどすっきりした味わいに驚かれる方もいるかと思います。

このケーキをショーケースで初めて見た時は、そのあまりの小ささに我が目を疑ったほどでした。「これで300円とりますか…」と思わずボヤいてしまったくらいです。このあとエントリーするリュー・ド・パッシーのフロマージュとは2倍以上も大きさが違いますからね…。

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しかし、食べてみて納得しました。この大きさでも構わないかなと。もちろん、欲をいえば、もう少し大きくならなかったのだろうかと。これはデザインの問題として。…ただ、食べ終わってみると「もっと大きかったら、飽きるかも」とも思うんですよねえ。絶妙な大きさかもしれません。

[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日

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2008年12月02日

尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(17):モンブラン

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○モンブラン - Mont Blanc - (\350)

スーパーで栗を見かけることはまずなくなったものの、パティスリーではモンブランはまだまだ楽しめます。オーボンヴュータンのお菓子を久しぶりに食べました。

たぶんフランス産だとは思いますが、緩くシャンティーをブレンドしたマロンクリームにシャンティー(無糖ではない)、中にある洋酒が効いたマロンペーストは水分をかなり飛ばしてある感じ。シャンティーの中にマロングラッセは入っていません。土台はキャラメル色になるまで焼き込まれたメレンゲ。シンプルなモンブランです。モンブランにしてはコストパフォーマンスの高い印象。

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[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日

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2009年01月16日

尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(18):ポンポンダジャン

Pon Pon d'Agen


○ポンポンダジャン - Pon Pon d'Agen - (\580)

これもノリエットのショコラ・オランジュ同様、去年11月に食べたお菓子。フランス・アキテーヌ州のアジャン種プラムの赤ワインコンポートを入れたお菓子。土台はガレット生地。上にはジャンドゥージャの丸いプレート。ビターチョコのカップ型器の中にプラムのジャムとガナッシュショコラを混ぜたクリーム。ビスキュイショコラと先ほどのジャンドゥージャのプレートでフタをし、その上にプラムのコンポートを忍ばせたショコラブランをベースにした粘り気があるムースリーヌ。

オーボンヴュータンらしくその味わいは濃厚。ナイフやフォークではカットしづらいい構造のため、断面図が汚いのはご容赦を。

Pon Pon d'Agen

パーツそれぞれは確かに美味しい。こういう濃厚なお菓子は好きだ。しかし、上のムースリーヌの粘り気があまりに強すぎるのと、ショコラカップが硬いせいで、非常に食べづらい。ここまで食べづらいプチガトーは初めて見た。ここをどう受け止めるかで評価が真っ二つに分かれる予感が漂う。ゆえに全体を一口で味わうのは難しく、一体感が得られにくい。パーツそれぞれで順に食べざるを得ないようなデザイン。何ともいえない歯がゆい印象が残った。

食べやすくなるかも…と温めたら温めたで、きっとショコラカップが溶けてしまうだろう。そのままスプーンを入れて食べるとムースリーヌがくっ付いてしまい、ムースリーヌだけを先に食べてしまわなければその先に進めないだろう。常温でしばらく放置した方がより良い結果が得られただろうか。

一体どういう風に食べてもらうのを想定して作り上げられたのかを理解するのに時間がかかりそうだ。

「いい表情」を大切にする意味での粗雑はオーボンヴュータンの魅力の一つでもあるが、少なくともこんな風にデザインとして完成されてないと感じるお菓子を食べたことは一度もなかった気がする。オーボンヴュータンらしくないな。

[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日

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2009年02月15日

尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(19):シュクセ

Succés


○シュクセ - Succés - (\170)

かわた菓子研究所(通称:オーボンヴュータン)に行ってきた。尾山台駅に降りるのは久しぶりだ。ここに来ると必ず歩くことになる石畳の道。お店まで正味5分ほどの真っ直ぐ道。石畳の「幸せの道」を歩いてオーボンヴュータンで焼き菓子を買い込んで駅へ戻る時、静かに至福の甘時間が始まる。

閉店間際になり、会計を済ませている間に河田シェフがサロンに現れた。フランス菓子を作り続けて何十年という。実際の姿を拝見するのは、そういえばこれが初めてだ。生河田勝彦…。

シュクセ。薄めの二枚合わせ。間にはプラリネクリーム。表面はどこかダックワーズのような印象もある。というか、ダックワーズをギュっと押しつぶしたような食感。シンプルで美味しい。今回はプラリネもので押した。

[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日

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