
○ガレット・デ・ロワ - Galette des Rois - (\2,400)
ガレット・デ・ロワはキリスト教の公現祭が行われる1月6日に食べる、いわば正月のお菓子。日本だと「おせち」みたいなもの。パイ生地にクレームダマンドが入ったお菓子ですが、中にフェーブと呼ばれる陶器製の人形が一つ入っています。一緒に食べる人数分を切り分けた時、このフェーブが入っていた人は王冠を被り、その日一日王様あるいは王女様になれ、一年中幸せになれるといいます。まあ、縁起物ということですね。
フェーブは、ものにもよりますが、平均的に、大体キャラメルの一回り大きいくらいをイメージしてもらえるといいんじゃないかと思います。キャラメルは…グリコのアーモンドキャラメル辺りを想像してください(笑)
ただ、最近ではフェーブが子どもなどに危険という配慮から、別添になっていたり、フェーブの代わりにアーモンドが入っていたりするお店もあるようです。個人的には、きちんとフェーブをガレット・デ・ロワの中に入れないお店では買うつもりがないので、あらかじめもって、その辺りの情報を収集しておきます。

2008年のガレット・デ・ロワはエーグルドゥースにしました。こういうものは、やはり一番好きなお店で買うのがいいと判断したからです。
プレーンとショコラの2種類がありましたが、素直にプレーンを選択。4日からの営業でしたが、さすがに店内は賑わっていました。特に予約をしなくても買えましたが、人気店ではその日の分が売り切れてしまう場合もありますから、確実にその日買いたいのであればあらかじめ予約した方がいいでしょうね。

昨年はパリセヴェイユで25cmのガレット・デ・ロワを買って、3日がかりで食べ切り、以来パイ生地を見るのがしばらくイヤになったので(笑)、今年は反省して大きくないものを…。
といっても、今回エーグルドゥースで買ったガレット・デ・ロワも21cmあります。
ふんわりとしたサクサクのフィユタージュに、クレームダマンド。ごくシンプルな構成です。フェーブは…これ何だろうな。アップルパイっぽい気がする。


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Aigre Douce(エーグルドゥース)
場所:東京都新宿区下落合3-22-13
最寄駅:JR山手線「目白」駅より徒歩5〜6分
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日休業)
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