実を言うと、6月分はまだ4軒あるんです…。フジウ、ゴセキ、ル・ププラン、スリール。なかなか2週分の遅れが取り戻せなくて、困ってるんですが。まあ、一昨日頑張って一気に出したので、さすがに来週中には残りを全部出せると思います。7月分は来週後半からを予定しています!!(笑) ←すっごいアテにならないメモなんですけど(笑)
では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

○ショコラ・ボーテ - Chocolat Beauté -(\401)
チョコ系が充実していたんですけど、説明カードが展示されていないものが2点ほどあって、説明してもらったものの、結局ちゃんとカードが用意されていたケーキを選びました。ラム酒を含んだガナッシュという辺りに惹かれました。「最高級のチョコレートを使用した」というのがどういうチョコレートなのかよく判らなかったんですが、そう書かれていたら買ってしまう小市民なので(笑)
外側にあるのはココナッツです。外側に貼り付いてるだけなので、苦手な方は外してしまいましょう。
「軽い食感」とありますが、手応えはかなり濃厚な印象。チョコレートの酸味も際立ってます。でも、あまりココナッツとの連携や必要性は感じないような…。ラム酒の効かせ方はかなり強めで、しかもよりによってこのケーキは大振りなので(笑)、どなたかと半分コすると丁度いいかも。

○パッソワ - Passoi -(\481)
パッションフルーツとオレンジのクリーム、そしてホワイトチョコのムース。スポンジには生姜を効かせてあるそうです。パキっとした色使いのケーキは割と好きなので、いっとこうと思いました。夏らしくもありますし。
上には3つ、ホワイトチョコの筒が載せてあります。表面にいくつか飴のしずくが打ってあり、パッションフルーツのフレーバーがかかっています。中にあるパッションフルーツとオレンジのクリームの酸味がいいですね。ただ、全体で一口食べるとその酸味がかなり大人しくなってしまうのが残念。ちょっと酸っぱ過ぎかな、というくらい効かせてある方が感動します。こちらのケーキをショコラ・ボーテの後にもってきて正解でした。
このケーキはフレジエとともにオススメです。色鮮やかな、フルーツを使ったケーキの方が組み合わせやバランスの良さを感じます。
(あとがき)
☆ケーキの色のことです。
センスが出ると思うんですよね。シェフの色彩センスが。ファッションもそうですが、鮮やかな色同士を組み合わせるのは結構難しいんです。やる事自体に勇気がいるし。結果、恐ろしく下品か、とびきりオシャレになるか、どっちかみたいなとこがあるから、ケーキにもそれは当てはまるんじゃないかと。もちろん、味が一番大切ですけど。
例えば高木シェフのケーキも実は好きなんです。ブラッドオレンジやパッションフルーツを色彩面から見ると、山本シェフと高木シェフって、どこか通じるものがあるような気がするんですが、気のせいでしょうか。
あれだけパキっとした、まるでパントン・オーバーレイのような鮮やかな色を組み合わせても綺麗に仕上げられるというのは、凡人の色彩感覚では絶対に出来ません。色は見た目の印象を決める大事な要素なので、自分は味と同じくらい重要視しています。たとえケーキそのものがやや間口の広さを感じさせる「普通っぽい」印象を与えるケーキであっても、色彩バランスが優れていれば、自分の場合は多少甘い評価をしてしまう傾向があるかもなー、と感じています。
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Patisserie les Planetes(パティスリー・プラネッツ)
場所:東京都練馬区大泉学園町5-8-20
最寄駅:西武池袋線「大泉学園」駅よりバスで10分
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日
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