
銀座千疋屋が選んだフルーツを使っているとのネームに惹かれて3つ全種類買いましたが、実はメロンだけは去年すでに飲んでみたことがありました。その時は正直微妙な感想だったんですが、今回は3種類だから、どれか一つイケれば…。
では、さっそく。
まずメロンから。二度目です。少しトロ味のあるような、あのメロンの感じがあり、結構…いやかなり甘いです。

ラ・フランスの方は、こちらもやや甘めながら、梨っぽさは出てます。個人的には更にもっと薄い方がいい。

銀座千疋屋が選んだフルーツだから素材を殺さないように意識したんだと思うけど、素材を渡した時点で、調理するのはシェフに委ねられるわけだから、プロ同士の信頼関係として、思いきっていいと思うんですけどね…。アイディアが斬新であればあるほど、お互いに幾らかのコミュニケーションの時間が重ねられてくるとは思いますが、メロンにてもそうだけど、こういうのは素直に微量の炭酸ガスを入れた方が良かったと思うよ。結果凡庸になるかもしれないけども。あるいは塩が足んないかもしれない。
ただ、カクテルは甘くて当たり前だからなあ。これでもいいんだろうね、きっと。
足し算はデザインとして決して邪道ではありません。足してるようで結果引くこともあるし。創造は組み合わせだと思う。例えば紫を作るために、青に赤を足すと見るか、青を赤で引くと見るか。目に見えているものだけが足し引きではないでしょう。ま、「それ、言い方でしょ?」って言われればそれまでです。
…って、ちょっと理屈っぽいね(^^;)
酔ってないよ。

最後にマンゴ。これが三つの中では一番美味しかった。これが一番素直で出来がいいと感じました。ほとんどマンゴージュースを飲んでるような感じで、先の二つに比べてアルコールが邪魔臭くない。これなら、このままでも美味しいですね。でも、やっぱり炭酸ガスを入れた方が良かったと思うよ。
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