
○レモンとヘーゼルナッツのケーキ - Lemon and Hazel nuts Cake -(¥370)
こちらは夏の新作です。外側にはヘーゼルナッツのクランチがまぶされています。表面をナパージュしてあるのはレモンのジュレ。下にメレンゲとレモンのふんわりとしたムース。更に下に続くのがダックワーズ生地、続いてプラリネクリーム、土台はプラリネ風味の生地。しっかりと焼かれた硬めの生地で、最初にくるシャリシャリとした食感がフィヤンティーヌみたいで好みです。上部に載っているのは、金箔があしらわれた木の実。
このお店の判り易いネーミングとラインナップからすると、このケーキは割と複雑な味を表現したケーキ。ただ、土台の生地の食感とレモンジュレの酸味の個性が主張し過ぎているように感じるせいか、淡いムースと一緒に溶け込むプラリネクリームが味全体の輪の中で押し消されてしまっているかな。この辺のバランスは、上から下へフォークを入れた時にフォークの先を上に向けると土台が上に来ますよね。そちらから口に運ぶ事で何とかなりそうです。ジュレの側を先に口へ入れてしまうとプラリネがどこかへ行ってしまうようです。
しかしながら大きさも十分なので、全部食べ切ってもよく判らない味だった…という事は多分ないでしょう。

○ピスタチオとアプリコットのケーキ - Pistachio and Apricot Cake -(¥370)
こちらも夏の新作です。上のケーキの名前もそうですが、このお店のケーキはどれも判り易いです。フランス語とか全然使ってないところが。シンプル過ぎて、隣にあったフランボワーズ(木いちごのケーキ)なんかは説明が何も書かれていませんでした(笑)
煮たアプリコットをピスタチオのムースで包んだケーキです。外側を巻いているのは、刻んだピスタチオを散らした卵風味のある生地。触ると、とてもフワフワとしてプルプルとした感じですが、どことなく焼き菓子のようでもあり、時に厚焼き卵みたいにも(笑)見えます。
ピスタチオ・ムースの中には刻んだピスタチオが混じっていてアクセントになっています。ただ、ピスタチオとはまた違った食感というか味も感じます。なんか豆っぽい味がしますね。ピスタチオを使ったムースとかスポンジとかって、もっとピリっとした酸味が見え隠れするものだと思っていましたが、このムースはやっぱりどことなく和風な空気を感じずにはいられません。豆とか穀類っぽい味。ピリっとした酸味が鼻についてしまうとアプリコットの酸味と干渉し合ってしまう可能性もある気がしなくもないので、このピスタチオの使い方は決して悪くないかもしれないなと思いました。ラ・プレシューズのピスタチオの使い方に比べると対極にあると思います。
アプリコットのコンポートはちゃんとハッキリした酸っぱさがあります。大きさも丁度よく、飽きがこないギリギリの大きさです。
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Patisserie CoNCeNT(パティスリー・コンセント)
場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド隣。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無
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