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以下コメントです。よろしく哀愁。(いずれも税込価格)

○ミルフィーユ・オ・フレーズ - mille feuille au fraise -(¥367)
この日(21日)最初に訪れたラ・プレシューズのエントリーにも書いたように、どうしてもミルフィーユが食べたかったせいか、広尾から歩いて渋谷へ帰ってきた時に、このお店のミルフィーユが目に飛び込んできてしまいました。意地でもミルフィーユを食べよう、という。
パイ生地を3枚使ったミルフィーユです。この生地はかなりしっかりと硬さのあるもの。ブールミッシュの焼き菓子専門部門だけあって、生地のしっかりとした硬さや美味しさには安心感があります。
中は2層とも各々、外側に二列クレーム・シャンティー、挟まれるようにしてカスタード、ハーフカットした苺が2枚、という構成。最上部にはクレーム・シャンティーの上にハーフカットされた苺が2つ。使っている苺の大きさは「とよのか」とはいかないですが、なかなかというか、決して小振りではないところがいいです。
ここのカスタードは人気商品の釜出しパイカスターと同じようにバニラ風味に比重を置いたもので、食べ易いです。本家のブールミッシュに比べてかなりコストパフォーマンスに優れたお店なので、僕は重宝させてもらっています。味もいいし、本店の横浜・馬車道本店まで行かずとも渋谷で買えてしまう気軽さが有り難い。元々ブールミッシュは渋谷に本店があったから、渋谷は今でもホームタウンのようなものなのかも知れないですね。
比較的安い買い物、例えばパイカスター2個(合計¥420)とかいう買い物でも安心して会計できるというのがいいですね。利用し易いんです。
さて、こういったタイプのミルフィーユは初めてなので、どうやって食べようかしばらく考えました。とりあえず素直にフォークを入れてみようかと。失敗したら一枚ずつ食べますんで。
…というわけでフォークを突き立ててみましたが、当たって砕けました。ビクともせず。当たって砕ける経験は若い頃何度も積んできたつもりでしたが、ここまでハンパないのは初めてです(笑)
諦めて一枚ずつ食べましょうか。だが、それがいい。しかし、待て。それはミルフィーユなのか。別のお菓子を食べてるような錯覚はないのか。自問自答は続くのです。
とはいえ、皮はパリパリで美味しいので、これはこれでOK。ミルフィーユを食べたという実感はないのですが、このパリパリ生地はオススメ。

○紅茶のプリン - Pudding au The -(¥210)
正直な話、そろそろ「なめらか系」には飽きてましたが、これも途中でやや飽きが来るような気がします。カラメルにからめながら食べるといいと単調な印象が少し薄まるような気がします。
個人的には、紅茶のプリンの場合はしっかり硬いタイプのプリンの方がクリームの引き締まりと風味の広がりという強弱ができていいのではないかと思うんです。味や出来映えは、むしろ去年食べた「ほうじ茶のプリン」の方がまだ上を行ってるんじゃないかと感じました。どうも今日(*21日の事です)は紅茶と相性が良くないようで。
ただ、これは僕がそろそろ硬いプリンのNo.1という評価をしているマーロウのプリンが久しぶりに食べたくなってきているせいもあるので、そこらへんを割り引いていただければ。ラ・プレシューズの紅茶のサヴァランの影響で紅茶に対してマイナス評価があったかどうかは判りません。勢いで買ってしまったという部分では反省しきり。この店のプリンはプレーンが一番オススメです。
(今回の総評)
なんだかんだで、やっぱりこのお店もよく利用しますね。コストパフォーマンスは、本当に素晴らしいの一言。でも、その分味が…というわけではないからつい褒めてしまいます。ただ、特筆するほど突き抜けた満足感を提供してくれるわけではないんですよね。普段のおやつといった感覚です。
○ガトー・ド・ヴォワイヤージュ東急フードショー
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ガトー・ド・ヴォワイヤージュ
住所:神奈川県横浜市中区常盤町4-42(馬車道本店)
全国百貨店に支店多数。詳しくはオフィシャルサイトでご確認を。
最寄駅:みなとみらい線「馬車道」駅5番出口より
横浜市営地下鉄「関内」駅9番出口より
JR根岸線「関内」駅北口より関内大通りをまっすぐ
定休日:日曜(もちろんデパ地下に入ってるお店は開いてます)
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