2006年12月22日

渋谷/VIRON(3):ミルフィーユ

でも、難しいものですね(何が?)。パン屋の粉をケーキにフィードバックさせても、やっぱりパンとケーキは違うのかな、なんて思ったりもしちゃいます。ケーキもパンもやるいわゆるエピスリー的お店を志向されているお店であっても、そのいずれもが特筆すべき魅力を兼ね備えているかといえば、それほど多いとは…。

今まで食べた中で、そのどちらも優れてると感じさせてくれたのはアルカイクとレピキュリアンだけかな…。リュー・ド・パッシーもいい線いってます。パティスリーのパンというのはいい線いってるお店を見つけられるけど、その逆である「いい線いってるブーランジェリーのケーキ」というのは、結構探し出しにくかったりしますね。今まででいいと思ったのはベルグフェルドくらいかな。あとはフォションが気になるなー。

というわけで久しぶりのヴィロン。ミルフィーユです。ちょっとヨロシク。

ヴィロンのミルフィーユ


○ミルフィーユ - Mille Feuille - (¥472)

キレイにフォンダンがけされたクラシックな外観。同様の仕上げ方を見せるオーボンヴュータンなどと違うのは、やっぱりこれも非常に大振りであるという点。オーボン以外でこのようなタイプのミルフィーユを食べさせてくれるお店は…やっぱり系譜として共通するノリエットやピュイサンスあたりかな。確かほぼ一緒だったと。フランスならラデュレか(伊勢丹も、どうせ買付けるならラデュレにしてよ。マカロンだけでもいいから)。

カスタードの搾り方はイル・プルー・シュル・ラ・セーヌのミルフィーユ同様、丸く搾り出されたもの。こちらはなかなか美味しい。ただ、レトロードールを使って作っている、という部分にこだわらなければ、同等かそれ以上のミルフィーユは他に沢山ある(と思う)ので、このブログで過去に取り上げたミルフィーユをご参考にしてくだされば幸いです。。。

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ヴィロン(VIRON) 渋谷店
住所:渋谷区宇田川町33-8 塚田ビル1・2F
営業時間:9:00-22:00(2Fのブラッスリーは24:00まで)
定休日:無休
最寄駅:JR渋谷駅よりハチ公前交差点を渡って109の先、文化村通りをまっすぐ。東急本店斜向い。
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posted by 照乃芯 at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヴィロン(パン含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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