
タルト・フリュイ・ルージュ:Tarte Fruits Rouge
先週末に訪問したラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションでは赤いケーキと白いケーキを2つずつ購入した。本当はもう一つ、フレジエが食べたかったが、たまたまなかったのか、もう今年は終わりなのか、ショーケースにはなかった。そんなわけで今回は赤いケーキは二つで打ち止め。タルト・フリュイ・ルージュは赤いケーキの二つ目。明日以降は白。
ジョエル・ロブションのイメージカラーであるルージュ一色のタルト。苺二粒、フランボワーズ10粒、赤すぐり二粒、ブルーベリーが一粒。600円台と値段が張るだけに豪勢だ。フランボワーズのジャムが実をなぞるように丁寧にかけられている。
いい赤をしてる。気持ちが高まってくる。シャッターを切るたびに、体温が上がって行く。まるでこんな赤みたいに。
台紙にはショコラブランのクリームで滑り止めがされていた。台紙の滑り止めについてはたまに『甘時間』で書くことがあるけど、個人的にささやかな楽しみポイントだったりする。台紙から外してうらをチラっと見た時に、ちょっとワクワクがあるような気がするから。
シュクレ生地の中は意外にもプラリネ風味クリームに、上にはやや粘り気のあるピスターシュ風味と思われるクレーム・ムースリーヌが少々。…赤い実のタルトでこういう組み合わせに出会うのは初めてかもしれない。ちょっとした驚き。楽しかった。

しかも、これがなかなか美味しい。合ってる。不思議と上の赤いフルーツから下の生地まで、滑らかに繋がっていく味わいを感じた。面白い。先月のA.K Laboの「いちごのタルト」に続いて、タルトで心地良い発見に出会うなんて。このタルト・フリュイ・ルージュは、ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションでリピートしたいお菓子の一つにもなった。500円台でとどまってくれたら、もっと好きになるな(笑)
最後に「もう一度」タルト・フリュイ・ルージュ。夜ごと募る思いに。

[ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション) ]
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・ヒルズサイド2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木」駅C1出口下車、徒歩1分ほど
営業時間:10:00-21:00
定休日:施設休館日に準ずる
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・ヒルズサイド2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木」駅C1出口下車、徒歩1分ほど
営業時間:10:00-21:00
定休日:施設休館日に準ずる