
ルージュ:Rouge
ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション。以前、伊勢丹新宿店マ・パティスリーに出店した時には一度も利用したことがなかったが、どうせなら店舗に行ってみたかったので、このタイミングに出かけてみた。
六本木ヒルズの中央、HILLS SIDEの2Fにあるフレンチ・レストランであるラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションのフロア左に併設されているブーランジェリー&パティスリーのブティック。遊び心のある、右寄りのドアの後に左寄りのドアという入口。今回はお菓子だけの購入に留まり、パンは次回の訪問に見送った。
まずはロブションのイメージカラーであろうと思われるルージュから。

ハート型のフォルムの上には白と黒の2色のショコラ細工にフランボワーズが一粒。ピスターシュが一片乗っているのは、中にピスターシュ風味のムースが入ってることを示唆している。イタリアンレッドのように深みのある色をした気品あるグリオットチェリーのソースで覆われた中はフランボワーズ風味のショコラムース、ピスターシュのムース、下にはショコラビスキュイ。
意外とピスターシュのムースが多めにとってあり、春らしくていい。美味しかった。

「六本木ヒルズ、はじめてのおつかい」
六本木ヒルズに来るのは、実は初めてだ。アークヒルズとの違いがよく判らなかったが、都営バスの運転手さんによると別らしい。危うく乗るバスを間違いかけたが、寸でのところで難を逃れた。渋谷からは六本木ヒルズ直通のバスが出ている。あのプンプン甘い匂いが立ちこめるお店の前あたりだ。所用時間はおよそ15分。今回は地元から都営バスの一日乗車券を使った。片道2路線、往復4回の乗車。15〜16本乗り倒して休日を満喫してた昔に比べたら実にライトな乗り方。
到着するのはWEST何とかというセクションのB2Fに当たる場所なので、HILLS SIDEという六本木ヒルズの中央に当たるセクションの2Fに行かなければいけない。
この商業施設が出来て何年くらいになるのだろうか。まあ、オープン当初から言われていたことではあるが、実際に目の当たりにして見るといやはや何とも。個人的にザっと見た感想だが、ヒルズっていうけど、別に丘の上にはないよな、これ。傾斜面に建ててる。敷地内にはそれなりに観光客がいる。外国人も多い。テレビ朝日の社屋も、見上げないと判らないくらい、溶け込んでるというか。庭園も綺麗だ。池には「宇宙メダカ」がいるそうだけど、何度か覗き込んで見たものの、見つけられず。まあ、敷地内は全体的にいいムードだと思った。
だが、建物内のテナントに入るやいなや、寂しい気分にさせるほど人が少ない。「オープン当初よりも落ち着いた」と説明するにはいささか寂しいな。
到着したのは午後15時。建物内の静寂さは、どこか平日のホテルのロビーを彷彿とさせるものがあった。オフィスエリアもあるから、平日でも人の往来はそれなりにあるんだろうけど、土曜日の午後だというのに、大丈夫だろうか。明らかにテナントの店員の方が客よりも多い。いる客のすべてが購入意思があるわけではないだろうから、もう少し賑わってるといいね。それでも飲食店はそこそこ人が入ってる。まあ、飯は食うよな。にしても、中に入ってもあんまり人と出くわさないんだ、これが。ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションを出て帰りのバス停へ向かうためにウロウロしてたら、またロブション前に出たんだが、スイスイ歩けたせいか、グルっと一回りした心地がしなかった。
[ LA BOUTIQUE de Joël Robuchon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション) ]
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・ヒルズサイド2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木」駅C1出口下車、徒歩1分ほど
営業時間:10:00-21:00
定休日:施設休館日に準ずる
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・ヒルズサイド2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木」駅C1出口下車、徒歩1分ほど
営業時間:10:00-21:00
定休日:施設休館日に準ずる