2008年12月26日

吉川/菓子工房 雨のち晴れ(1):くちどけプリン

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○くちどけプリン - Kuchidoke Pudding -(\252)

瓶に詰められたタイプのプリン。まず口が大きめでスプーンが入れやすいのがいい。滑らか系で、プリンというよりはクレームバニラ。

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バニラビーンズがたっぷりで、上半分はクレームバニラ、下はプリンになってる。カラメルソースは薄め。いい口溶け。美味しかった。


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武蔵野線「吉川」までやってきた。23日、クリスマスイブの前日の祝日。この電車には2年以上前の夏に乗ったことがある。東川口で降りた時だ。

北口からまっすぐ伸びる通りをおよそ10分くらい歩いただろうか。そこそこ高い建物は駅前のライフだけで、5分も歩かないうちにいつの間にか田園の畦道の中を歩いているような、そんな長閑な町。つい2時間前まで渋谷にいたはずなのに。店でケーキを買った時には、もうすぐ17時。この景色をしばし楽しめるだけの時間が、あとどれだけあるだろうか。

菓子工房 雨のち晴れは、そんな場所にあった。おそらくこれでも、この町のメインストリートだろう。

aples_la_pluie_le_beau_temps.jpg


…坂がない。どこまでいっても平坦だ。そういえば、東京はこことは違って坂が多い。いつも登ったり、下ったり。オレが暮らしてる街とここは、まるで違ってる。めったに人とともすれ違わないし。見渡す限り田圃が広がる道を、ケーキを下げて歩いてるなんて。12月の23日に、オレはこんなとこ歩いてるなんて、一ヶ月前には思いも寄らなかった。

それにしても、夕暮れ時の空が美しい。
ここは東京の空みたいに濁ってない。
ここは東京よりずっと澄んでる。

Apres la pluie,le beau temps.

英語ならAfter rain, good weather.

つまり、雨のち晴れ。そんな名前に何だかとても惹かれた。浦和のアカシエも東川口のアルカイクも通り過ぎて、こんなに遠い町の小さなケーキ屋に足を運ぶのに、「雨のち晴れ」たったその一言だけでよかった。この町に来れば、もしかしたら…。そんな気がした。

Come Rain, or Come Shine.
古いジャズのナンバーだ。止まない雨はない。Come Shineが後ろにあるのはきちんとした意味がある。雨のあとは晴れるからだ。「or」は決して「あるいは」だけではなく、「つまり」の意味もある。今雨が降っているのだとしたら、それは、やがて晴れるということ。

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もしこれからの明日が晴れた時、頭上にこんな空が広がっていてくれたら。


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菓子工房 雨のち晴れ

場所:埼玉県吉川市平沼1-10-6
最寄駅:JR武蔵野線「吉川」駅北口から徒歩10分。
営業時間:10:00-20:00
定休日:水曜日
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タグ:プリン
posted by 照乃芯 at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雨のち晴れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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