
タルト・トロペジエンヌ:Tarte Tropezienne
直径18cm。イーストを使った生地でクレームパティシエールを挟んだお菓子。卵の柔らかい香りが広がる。伊勢丹新宿店で4月25日まで開催された今年のフランス展で大きく紹介されていたのは南仏サン・トロペにあるラ・タルト・トロペジエンヌのタルト・トロペジエンヌ。1955年、名も無き菓子に名添えられたのはフランスのとある女優によってであったという。1955年といえば、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の舞台になった時代であることを思い出す。思い出すっていっても、映画の中で描かれた「絵」でしかないけど。
南仏に重点が置かれた今回のフランス展ではイートインのデセールや昨年訪れたパリでも食べたピエール・オテイザ(伊勢丹でも以前から買えている)やル・グルニエ・ア・パンなどが出展。去年はル・グルニエ・ド・フェリックスが出展。どちらもパリで食べたが、美味いブランジュリーだと思う。
都内でも今までガレット・トロペジエンヌという名前で近いお菓子を何度か見かけたことがあるが、ブリオッシュタイプだったような。

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