2011年05月27日

120, Avenue Victor Hugo 75016 PARIS/LA MAISON DU CHOCOLAT(3):"Marao" Noir Eclats d'amandes

LA MAISON DU CHOCOLAT/マラオ:


マラオ:"Marao" Noir Eclats d'amandes

パリのラ・メゾン・デュ・ショコラ、ビクトル・ユゴー店にて購入したカカオ分60パーセントのタブレット。一枚75g。ローストした砕かれたアーモンド入り。前回の記事のタラマンカと併せてミルクチョコとビターチョコの2種類のタブレットを買った。メゾン・デュ・ショコラのノワールは華やかさのある香りが広がる。

そのせいか、べルナションの55パーセント分のカカオを使ったタブレットよりも軽さがあるように感じられた。ノワールだが、苦味の強さを感じさせない食べやすいタブレット。

ブログ内参考リンク:
120, Avenue Victor Hugo 75016 PARIS/LA MAISON DU CHOCOLAT(2):"Talamanca" Lait Eclats de noisettes

120, Avenue Victor Hugo 75016 PARIS/LA MAISON DU CHOCOLAT(1):Boite métal Tobago - Carrés de chocolat noir et lait

[ Paris VICTOR HUGO/LA MAISON DU CHOCOLAT(ラ・メゾン・デュ・ショコラ/ビクトル・ユーゴ店) ]

場所:120, Avenue Victor Hugo 75016 PARIS
最寄駅:メトロ2番線「Victor Hugo」駅/RER C線「Henri Martin」駅
営業時間:10:00-19:30

2011年05月24日

渋谷マークシティ/Boulangerie JEAN FRANÇOIS(4):バゲット

Boulangerie JEAN FRANÇOIS/バゲット:Baguette


バゲット:Baguette

まず持った瞬間クラストの手触りが良く、ほんの軽く指で内側に圧力を加えただけで、程よいクラストの厚さがすぐに伝わってきた。つまり厚過ぎない。東京ではむしろ薄めかもしれない。

この一年くらい、サンドイッチにぴったりなバゲットを探してきたが、ジャン・フランソワのバゲットはクラストが厚過ぎず、サンドイッチにした時に具材と一緒に美味しく味わえる。硬過ぎたり厚過ぎたりするクラストだと、かえって噛み心地の邪魔をする。湿気が多いこの街だとライフに影響するかも知れないが、買って帰ってすぐにサンドイッチにするなら特に問題もなく、むしろ扱いやすいバゲット。

噛み応えが小気味良く、クラムは不規則な気泡が多くあり、クリーム色。つまむと、いい戻りがある。個人的な好みからすると、ミドルからラストノートにかけて塩気が少し強めに感じられる。

Boulangerie JEAN FRANÇOIS/バゲット:Baguette


例えばポールのバゲット・シャルマーニュやこのジャン・フランソワのバゲットはサンドイッチに合うと感じる。店売りのバゲットで十分サンドイッチに合うものの、サンドイッチとして売られているものに使われているバゲットはまた店売りバゲットとは違った印象が。

[ Boulangerie JEAN FRANÇOIS(ブランジュリー ジャン・フランソワ) ]

場所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティEAST4Fレストランアベニュー
最寄駅:京王井の頭線「渋谷」駅より直結。
営業時間:8:00-22:00
定休日:不定休(渋谷マークシティに準ずる)
イートイン:有り(26席)

タグ:バゲット
posted by 照乃芯 at 19:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ジャン・フランソワ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

東京八重洲口/PAUL(4):パン・オ・ショコラ

PAUL/パン・オ・ショコラ:Pain au Chocolat


パン・オ・ショコラ:Pain au Chocolat

昨年11月下旬にパリへ行って翌月に帰国した時から、久しぶりに東京駅丸の内口周辺を散策したくてたまらなかった。年が明けてから一ヶ月後、自転車をこいで出かけてみた。昨夏にアメ横までこいで以来のロングラン。この日は丸の内口周辺のクラシックな建築物や所々にある石畳の雰囲気、皇居、東京タワーという具合に、まるで初めての東京の人のような散策だった。

丸の内口に来るのは昨年暮れの東京国際フォーラムで開催された『ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2010』以来、およそ二ヶ月ぶりだった。ガードを潜れば八重洲口、ポールまですぐ。パリで通りかかったポールは黒を基調とした外装だった。この界隈はところどころイイ感触の石畳が点在していて、東京へ戻った時に真っ先に歩きたいと思い浮かべた街。

そういえば、パリでも見つけられずじまいだったカフェ風味のバトン・ショコラを入れたパン・オ・ショコラ……もうかれこれ半年になるが、どうしても見つからない。ただの思い付きかも知れないのだが、やっぱり食ったら美味いんじゃないかという思いが拭い切れない。ポールにならあるかもと思ったわけではないのだが、パン・オ・ショコラを食べるたびにそれを思い描いて、何処かに売ってないかと物思いに耽る。

[ Paul(ポール) ]

場所:東京都千代田区丸の内1-11
最寄駅:JR各線「東京」駅八重洲口より外堀通りを有楽町方面へ徒歩数分。パシフィックセンチュリープレイス1F。
営業時間:10:00-22:00(ラストオーダー22:00)
定休日:なし

posted by 照乃芯 at 23:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ポール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

30, Rue des Saints-Pères 75007 PARIS/Chocolat DEBAUVE & GALLAIS(1):Chocolat Noir aux Grains de Nougatine

chocolat_debauve_et_gallais.jpg


カカオ分72パーセント。一枚100gのタブレット。パリ初日、6区の両替所へ行った時に210年の歴史を誇るショコラトゥリーの小さな小さな支店の前を通った。6区と7区の境界線でもあるサン・ペール通りに構えるその本店へ足を運んだのは、それから数日経った雨の降る寒い日の夕方だった。最寄り駅はサンジェルマン・デ・プレ。

その昔、ルイ16世の薬剤師であったという店の創業者によって始まったドゥボーブ・エ・ガレは1800年から創業の老舗ショコラトゥリー(詳しくは下記の参考リンクあるいはオフィシャルサイトを)。

ブログ内参考リンク:
連載/甘時間 - ama-jikan - パリ編 第一章(2):お菓子の神様、St Michel

何か薬屋のような静かでひんやりとした落ち着きを持ったその店に入るや、傘立てを確認するためにマダムに一度小言をもらう必要があった。その薬屋は他所の緑色したのとは違って、何処も茶色かった。かつて確かに薬であったものは、今は薬として欲する人には薬となるような不確かなものだったが、事実薬として服用して効くかどうかはそれを含んでみないことには判別出来なかった。「この薬は効きそうだ…」とタブレットを2枚購入。パリで買ったショコラはすべて帰国後の土産だった。

閉じられた花々を生けた唯一つの花瓶の中で窮屈に埋もれた我が花を引き抜き、そこから出た花は扉の外で開かれた。

Chocolat DEBAUVE & GALLAIS:Chocolat Noir aux Grains de Nougatine


ショコラ・ノワール・ヌガティーヌ:Chocolat Noir aux Grains de Nougatine

メゾン・デュ・ショコラのノワールと比べるとより静かなトーン。跳ねずに敷かれたような落ち着きというか。ペックにも似たようなものを何処となく感じる瞬間がある。ドゥボーブ・エ・ガレのノワールは72パーセントのカカオ分にしては、より煎じたような深みさえ感じる。中に含まれている粒状のヌガティーヌ(Grains de Nougatine)は一片がそれぞれ細かい。メゾン・デュ・ショコラのノワールはもう少し高いキーが僅かに含まれているように感じるし、カカオ分も12パーセント少ないので、より軽めに味わえるが、華やかな香りが立つ。他に食べたべルナションのタブレットが3枚とも55パーセントのカカオ分だったが、メゾン・デュ・ショコラの60パーセントのカカオ分よりも落ち着いて感じたのはカカオの特徴の差なのだろうか。

[ Chocolat DEBAUVE & GALLAIS(ショコラ・ドゥボーブ・エ・ガレ) ]

場所:30, Rue des Saints-Pères 75007 PARIS
最寄駅:メトロ4番線「St-Germain-des Prés」駅
営業時間:9:00-19:00
休業日:日曜日

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