
今回、ラデュレにはシャンゼリゼ大通り店にまず訪問し、次にヴェルサイユ宮殿店。ヴェルサイユ宮殿の中(出口のそば)にもヴェルサイユ店が小さいブティックながら存在する。続いてボナパルト店へ。行く機会はなかったが、本店はマドレーヌ駅そばのロワイヤル店。
あと、今月書いたリストには記載するかどうか迷ってる最中ではあるものの、シャルル・ド・ゴール空港のエール・フランスのカウンターからほど近い場所にもラデュレの移動販売店(とでも言えばいいのだろうか)があった。キャリーケースを預けてチェックを済ませた向こう側には更にブティックもあったのを帰りの空港で確認した。これも訪問リストの数に入れるべきかどうかは、ちょっと判断できないな…。暇があったら追加しておこうと思う。ヴェルサイユ店もシャルル・ド・ゴール空港店(仮)も主体はマカロンに見えた。今回のパリで結果的に一番多く訪問したのはラデュレかもしれない。次いでジェラール・ミュロか。
実際に訪問した中で菓子を買ったのはボナパルト店。とても寒く雨がシトシト降る夕方の訪問だった。サンジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)駅から200メートル弱、ジャコブ通り(Rue Jacob)との交差点の角にある。

シャンゼリゼ大通り店では店舗外観と店内の雰囲気、菓子が美しく並ぶビトリーヌの佇まいを堪能するのみにとどめた。平日の日中の訪問だったとはいえ意外と空いていて、ゆっくりと店内を見ることができた。アンジェリック・チバには嬉々として訪問し菓子を買って帰ったのに、ラデュレのシャンゼリゼ大通り店では何も買わずにスルーという初パリの観光客らしからぬ選択は一体どういう風の吹き回しなのかと自分でも思ったが、さすがにボナパルト店をやり過ごすと、この先ラデュレに足を運ぶ機会がなさそうな予感がしたので、買って帰った。

サントノレ・ヴァニーユ・ショコラ:Saint Honoré Vanille Chocolat
というわけで、東京ではまだ一度も経験していなかったラデュレ。パリでついに初ラデュレとなった。一個6.00ユーロ。ショコラにバニラのクリーム。クリームは食べた感じ、バニラ主体。ヴァニーユとあるくらいなので当然として。写真は定宿としていたエコノミーホテルでサクッと。
バニラがたっぷり使われているので、香りだけではなくバニラの持つ甘味も引き出されている。クリームにはほとんど砂糖を感じなかった。おそらくクレーム・フエッテじゃないかと感じた。ショコラはやや甘め。もう少し締まった苦味がある方が好きだが、クレームの軽さの分、甘めに感じた可能性も。
今回はサントノレとミルフイユを食べたが、初ラデュレの感想としては想像していた通りの範囲で、美味しかった。ラデュレでもやっぱり意外と重さは感じなかった。ミルフイユだけはプラリネだったのでピエール・エルメの置き土産というか、味わいも重めに感じた。ボナパルト店の店内はやや狭めではあるものの、奥にはサロン・ド・テもあり、地元らしき人も行列に加わっていた。
[ LADURÉE(ラデュレ) ]
場所:21, rue Bonaparte 75006 PARIS
最寄駅:メトロ4番線「サンジェルマン・デ・プレ」駅よりボナパルト通りを北上、ヤコブ通りの交差点角。
営業時間:8:30-19:30(平日)
休日:なし
場所:21, rue Bonaparte 75006 PARIS
最寄駅:メトロ4番線「サンジェルマン・デ・プレ」駅よりボナパルト通りを北上、ヤコブ通りの交差点角。
営業時間:8:30-19:30(平日)
休日:なし