だからといって今回のせんべい汁にトマトを入れるべきかは、さておき。

まずは材料を用意した。裏パケに記載された<材料>一覧および作り方手順を参考に、糸こんにゃく、ニンジン、さきがけしたゴボウ、冷蔵庫を見たらキノコはなかったので、代わりにしめじを入れ、煮る。沸騰したら、キャベツ、豚バラ肉、白ネギ、せんべい、スープを入れ、更に煮る。せんべいの硬さ加減で煮る時間は調節といったところか。パッケージは3〜4人前で、せんべいは8枚入っていたが、最初に6枚、最後にもう1枚入れ、残った1枚はそのまま食べてみた。まるごと入れてもいいのかもしれないが、4〜5分割くらいに割って入れるといいようだ。
せんべいを投入してからの沸騰時間は、必ずしも裏パケに記載された作り方通りでなくても、気持ち(数分)早めに切り上げてもいいと感じたので、せんべいが完全に柔らかくなる手前(と思しきところ)で火をとめた。まあ、そうはいっても、フニャフニャとした「麩」のような食感になるかと感じて「やや硬め」を意識して火をとめている。余熱で柔らかくなる時間を考慮すれば、2分ちょいで十分かと。

せんべい部分だけ味見してみたが、フニャフニャそうと思いきや、とてももっちりした感じになった。水分を吸ってコシがある食感になった。噛んでいると餅のように感じられる瞬間もある。不思議だ。
スープは薄味で、あっさりめ。このスープを吸ったもっちり食感のせんべいが、いい味わい。そのまま食べてもいいかも知れないが、スープを吸わせてもっちりさせた方がずっと美味しく感じられた。このもっちりは、「バケット」のもっちり感を思い起こさせてくれる。なんでせんべいがこんな風になるんだろう……。この鍋は美味かった。夏場に鍋なんで、食後にえらい汗かいたが(笑)
余談だが、父が秋田出身なのに、どういうわけか「きりたんぽ鍋」を食べたことがなく、東北地方の鍋はこれが初めてだ。