
パンに一塗りする、ヨーグルトにかける、というだけではなく、もう少し塗りの組み合わせや使い方に工夫してみようということで始まった「特集/こんな風に楽しむコンフィチュール時間」。第一回は、グレープシードオイルに漬けられたバジルのソースに、苺のコンフィチュールを合わせて楽しんでみた。

パンに塗る比率は、ほぼ1:1でやってみた。ここは好みに応じて比率を変えるといいかと。個人的にはバジル1:苺0.5でもイケた。十分美味しかった。塩気がある分、見た目の印象がおかずっぽく感じられてしまうかもしれないが、苺のコンフィチュールをほんの少し載せただけで印象はガラッと変わる。


不思議だが、苺のコンフィチュールとバジルソースの組み合わせだと、まだデザート感覚が残る。のだが、一緒に容易したフレーズ・リュバーブのコンフィチュールとバジルソースの組み合わせだと、たちまちサラダ感が出てくる。苺の味わいがまるでトマトに変化したように感じられてくるのだ。

苺の酸味は、どこかトマトの酸味に繋がる部分がある。不思議とバジルの塩気と香りが苺の酸味と甘味によく合う。