2010年07月07日

代官山/IL PLEUT SUR LA SEINE(8):ブッション

ブッション:Bouchon

ワインの栓、コルクの意味。ラム酒のシロップを打ったサヴァラン。黄色シールもの。暑いので、やっぱりサヴァランを選んでしまうのであった。サヴァラン、再び。

ブッション:Bouchon


表面はアブリコのナパージュかけ。杏子!と口にしてしまいそうになるくらいしっかりとした酸味と甘味と深みが伝わってくるナパージュ。これは最初から好印象のスタート。自分は、こういうアブリコのナパージュかけは多分東京では見たことがないかも知れない。下の写真にはたまたま映ってないもののレーズンもきちんと入っているのだが、サヴァラン生地には決して多くはなかった。食べ終わりの頃になって、これはむしろ正解かもと感じた。サヴァランではこのくらいが気が利いていてくれて食後感が良かった。

ブッション:Bouchon


しっかりと生地に含まれてフォークを差すとさすがに底面からはいくらかジュワッと染み出るが、表面のナパージュで生地の中にシロップがしっかりと閉じ込められているから、口に入れて初めてラム酒の香りが一杯に広がる。程よい苦味に似た風味と、気品ある甘味。このラム酒、結構美味しい……。辛いまではいかない程よさ、大味でない品の良さが印象に残った。これは美味しかった。買った三つともヒットに終わった。この暑さでも選球眼が鈍ってなくて安堵した。

[ Pâtisserie IL PLEUT SUR LA SEINE(パティスリー・イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ) ]

場所:東京都東京都渋谷区猿楽町17−16  代官山フォーラム2F
最寄駅:東横線「代官山」駅より徒歩6分くらい 旧山手通り沿い都立第一商業高校横
営業時間:11:30-19:30
定休日:火曜日

タグ:サヴァラン
posted by 照乃芯 at 00:00 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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