フレーバードワインのサングリアワインを使ったケーキ。サングリアワインというのは赤ワインをソーダなどで割ったものだそうだ。

100パーセント果汁のジュースを炭酸水で割った飲み物をヨーロッパでは好んで飲む人がいるようだが、ガス入りワインは昔飲んだことがあったので、似たような感覚のワインなのかも知れないと思って、特に抵抗もなくこのケーキを選んでみた。
全面を覆うのはシュワーっとした空気感のあるカシスをメインに感じるムース。下のジュレがガツンときて良かった。下部を構成しているのはショコラムース。想像していたより甘さを前へ出さずに、酸味と苦味が主張しているところが良かった。フルーツの苦味って、キャラメルの苦味などとは違って、美味しく感じるのが難しい。かといって、グレープフルーツやオレンジピールから苦味が一切なくなったら、きっとそれも美味しくはないと思うし、実際そう感じてきた。
苦いのが美味いと感じるケーキというのは、出会うのは時々なんだけど、出会うたびに久しぶりに会って楽しかったと感じさせる。
[ Patisserie CoNCeNT(パティスリー・コンセント) ]
場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド隣。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無
場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド隣。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無