
今までロレーヌ産の岩塩を使用していたり、ゲランドとは表記してはいないが「ブルターニュ産の塩使用」と表記したお菓子ならコンビニでもしばしば見かけてきた。しかし、ゲランド産の塩はこれが初めてではないだろうか。コスト的にはきっと無理なのではと思っていたのだが、ついにゲランド産使ってきたか。
上にはシュトロイゼル風の大きめなそぼろ(クッキークラム)が4点。土台はスポンジだが、レアチーズクリームの中にゲランド産の塩が含まれている。中央にはレアチーズのババロア。

といっても50パーセントだから、全体量の半分でしかなく、残り半分は何処の塩だかさっぱり判らないので、味としてはかなり打ち消されてる。それでも、妙な塩辛さを感じた。舌の上に残る後味が何だか不快感を伴う。ヒドい。
ゲランド塩を一口でも舐めたことがある人なら、こんな塩辛さはあり得ないと感じるはず。もっと丸みがある塩だよ。ゲランド塩がもったいない。ちゃんと食ったのか、企画開発担当者は。そもそも、直接チーズクリームに合わせたから悪いんだろう。クラムに効かせるにとどめておけばまだよかった。これにこそ、ちゃんとプロの監修を入れるべきだった。
味のバランスについては、悪いけど正直やっちまったなと思う。
基本的にダメ感があった。夏の終わりとともに塩スイーツ終了の予感さえ漂ってた。
黙って潔く退場すべきレベルですね、このモンブランは(笑)
どうしてもゲランド産の塩をアピールするなら、素直にチョコメインのデザートでよかったんじゃないの?