2009年08月20日

幡ヶ谷/CoNCeNT(37):グリオットのタルト

グリオットのタルト:Tarte aux Griottes

さくらんぼ。フチには刻んだピスターシュ。古典的な佇まいで、コンセントの中ではどっしりフランス菓子のまばゆい光を放つタルト。

Tarte aux Griottes



サクッとした崩れ方と口溶けの滑らかなアーモンドクリームがいい。グリオットのジャムとコンポートと土台部分を合わせたこれらの一体感は、普段コンディション具合を計るいちごタルトよりも実はずっと上。コンセントのタルト生地の中では、これが一番フランス菓子らしい味わいに感じる。美味いと思う、これ。

[ Patisserie CoNCeNT(パティスリー・コンセント) ]


場所:東京都渋谷区本町6-34-8
最寄駅:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分。水道道路沿い。ガソリンスタンド隣。
営業時間:10:00-21:00
定休日:無

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2009年08月19日

Sweets+/塩レアチーズモンブラン

塩スイーツものなんてもはや珍しくも何ともないのだが、驚いたのはゲランド産の塩を使ってること。このモンブランに使用している食塩の50パーセントにあたる量がゲランド産の塩だとういう。ヤな予感が働いて、買ってみることにした。

塩レアチーズモンブラン



今までロレーヌ産の岩塩を使用していたり、ゲランドとは表記してはいないが「ブルターニュ産の塩使用」と表記したお菓子ならコンビニでもしばしば見かけてきた。しかし、ゲランド産の塩はこれが初めてではないだろうか。コスト的にはきっと無理なのではと思っていたのだが、ついにゲランド産使ってきたか。

上にはシュトロイゼル風の大きめなそぼろ(クッキークラム)が4点。土台はスポンジだが、レアチーズクリームの中にゲランド産の塩が含まれている。中央にはレアチーズのババロア。

塩レアチーズモンブラン


といっても50パーセントだから、全体量の半分でしかなく、残り半分は何処の塩だかさっぱり判らないので、味としてはかなり打ち消されてる。それでも、妙な塩辛さを感じた。舌の上に残る後味が何だか不快感を伴う。ヒドい。

ゲランド塩を一口でも舐めたことがある人なら、こんな塩辛さはあり得ないと感じるはず。もっと丸みがある塩だよ。ゲランド塩がもったいない。ちゃんと食ったのか、企画開発担当者は。そもそも、直接チーズクリームに合わせたから悪いんだろう。クラムに効かせるにとどめておけばまだよかった。これにこそ、ちゃんとプロの監修を入れるべきだった。

味のバランスについては、悪いけど正直やっちまったなと思う。
基本的にダメ感があった。夏の終わりとともに塩スイーツ終了の予感さえ漂ってた。
黙って潔く退場すべきレベルですね、このモンブランは(笑)

どうしてもゲランド産の塩をアピールするなら、素直にチョコメインのデザートでよかったんじゃないの?

2009年08月18日

カタネベーカリー(9):キッシュ- ベーコン、きのこ -

キッシュ- ベーコン -:Quiche - Bacon -@210円

カタネのキッシュは小振りで、大体いつも二種類出てる。こちらはベーコン。他にはタマネギも。

Quiche - Bacon


卵の風味が伝わってきて旨い。安いので仕方ないが、たださすがにこの大きさだとかなり物足りなさが募る。そのぐらい小振りなのである。

普段めったにカタネには不満はないのだが、このキッシュだけは値段を上げてでも一回り以上大きくしてほしいよ(笑)
その分場所をとるから難しいかな。あるいは下のカフェでもっと大きいのを提供してくれたら嬉しいな。

Quiche - Champignons


キッシュ- きのこ -:Quiche - Champignons -@210円

ベーコンのキッシュに続いて、こちらはきのこのキッシュ。こちらの写真が、ほぼ実物大といえる大きさ(実物の方が若干下回るかもしれない)。

これも大きさはベーコンのと同じで、小振り。しいたけと、まいたけかな、多分。いや、しいたけか。
タグ:キッシュ
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2009年08月17日

代々木上原/boulangerie pour vous(5):タルト・シトロン

タルト・シトロン:Tarte Citron

暑い夏はやっぱり酸っぱいものということで、今回はシトロンものを3つ選んだ。その二つ目が、このタルト・シトロン。どれもいい表情してる。

Tarte Citron


こちらも小振りなフォルムで、およそ直径5〜6cm。2口3口で味わえる大きさ。パティスリーのショーケース上によく見かける焼きっぱなしのタルトレットを想像してもらえばと思う。

敷き込みパイ生地にレモンクリーム。上面をシュガーパウダーがけしてある部分以外特によけいな仕事はしてない、シンプルで美味いタルト。これは美味かった。

タルト・オランジュよりも薄く敷かれたパイ生地の上に乗るレモンクリームの酸味がまた実にいい。カタネのタルト・シトロンよりも酸味は若干上をいく強さに感じたが、どちらも実に素朴なブーランジュリーのタルト・シトロンを並べる。

パン屋でこういったクオリティのタルトが気軽に手に入るのもまた豊かなことじゃないだろうか、と我思う夏であった。

[ boulangerie pour vous(ブーランジュリー プーヴー) ]


場所:東京都渋谷区上原1-22-2 良美ビル1F
最寄駅:小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原」駅東口改札より徒歩3分。
営業時間:平日/土曜:9:00 - 19:00、日祝:9:00 - 18:00
定休日:水曜日、第三火曜日

posted by 照乃芯 at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | パン・ヴィエノワズリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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