2009年07月15日

下北沢/Chandon(1):パリジャン

シュークリーム



青山で31年間にわたり営業を続けてきたシャンドンが、さる5月下北沢に移転し、営業を再開した。場所は下北沢エリアの右奥、一番街商店街を上り切った角。ここから先はもう下北沢と呼ぶべきではないのかもしれない。最奥だという気がする。

かつてはあのサダハル・アオキ氏も修行した老舗だが、青山時代にはついぞ一度も訪問できなかった。そこへ先週末、初訪問した。電車・バスを使わずに行けるお菓子屋が一つ増えたことは純粋に嬉しい。

パリジャン:Parisien

ナッツがけされた、焼き目のついたシュー皮だが、生地そのものはとても柔らかいクラシックタイプ。生地は薄めで、その分カスタードがとても沢山詰まっている。緩めのフルフルした甘さ控えめのミルキーなカスタード。シュー皮は特に好みではなかったが、このカスタードが良かった。

ただ、名前とは違い、お菓子そのものは昭和の日本のシュークリームといった印象。

シュークリーム


[ 巴里菓子Chandon(シャンドン) ]

住所:東京都世田谷区北沢3-34-5 1F
最寄駅:京王井の頭線「下北沢」駅西口下車。一番街商店街入口
営業時間:10:30-20:00 (夏季/7月〜9月は10:30〜19:30)
定休日:火曜日・年末年始

posted by 照乃芯 at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

下北沢/Pâtisserie tie(17):ショコラフランボワーズ

ショコラフランボワーズ:Chocolat Framboise

チョコとフランボワーズ。何度となくお菓子屋で目にする組み合わせ。この組み合わせで裏切られることはそれほどない。

ショコラフランボワーズ



ノワゼットの入ったショコラビスキュイとガナッシュにフランボワーズのジャムをサンド。プチガトーにはなっているものの、まるでパリセヴェイユのシンフォニーのような、パウンドケーキ的でもあるような、生菓子とパウンドケーキの中間に存在しうるといってもいいかもしれない、限りなく生ケーキという印象。

ショコラフランボワーズ


すごく濃厚で美味しい。
先週末食べた、久しぶりのパティスリー・タァイだったが、以前よりもずっと大人っぽいケーキが増えたように感じた。今回買ったケーキはそんな印象の残るものだった。

一番上の写真としばし迷った挙げ句、一緒に載せることにしたショコラフランボワーズの外観をもう一度。

patisserie_tie_chocolat_framboise3.jpg


[ Patisserie tie(パティスリー・タァイ)下北沢本店 ]

住所:東京都世田谷区北沢3-23-21
最寄駅:小田急線「東北沢」駅下車徒歩3〜4分
定休日:水曜日
営業時間:11:00-20:00(L.O19:30)

posted by 照乃芯 at 00:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー・タァイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

丸の内/POINT ET LIGNE(2):プティオ・マイス

プティオ・マイス:Petiot Maïs

いわゆるコーンパン。
欲をいえば、あともう少しコーンが入ってると嬉しい。

プティオ・マイス


リヴィングの一角に無造作に置かれた使い馴染みのクッションのような柔らかいゆっくりとした反発性を持つ生地の中に、粒一つひとつの"点"が存在している。繋ぐ生地は"線"。

コーンはとても好きで、茹でたとうもろこしを丁寧に剥いていき、勘弁してといわんばかりにたっぷりコーンを入れたポタージュを作って食べるのが、自分流。

プティオ・マイス


[ POINT ET LIGNE(ポワンエリーニュ) ]

場所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディングB1
最寄駅:JR各線「東京」駅丸の内口より徒歩2〜3分
営業時間:(平日)11:00-22:00、(土曜)10:30-22:00、(日祝)10:30-21:00
定休日:無休

posted by 照乃芯 at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | パン・ヴィエノワズリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

藤が丘/PUISSANCE(20):フレジエ

フレジエ:Fraisier

ピュイサンスでフレジエ?…と言われたら、期待に胸躍らせてしまいそうになる。
なのに、なんとピュイサンスのフレジエはタルト・フレーズなのであった!(笑)

Fraisier


乾燥苺の砕いたものをシャンティーの上に散らし、下にはカットされた苺が6片に、緩めのムスリーヌ。パティシェリアで見つけた時は一瞬驚いた。少なくとも、いわゆるフレジエと呼んでるケーキとは全くの別物。タルト菓子だ。



シャンティーはふんわり軽め。まあ、ルックスから何から、今までのピュイサンスな感じがしない。土台はさすがに美味かったが、お菓子そのものとしては、何となくピュイサンスのお菓子を選んだ気がしなかったなあ。タルト・フレーズだけの話をするなら、他所のものと比べてちょっと弱いかな。焼きの腕がいい分、土台の力強さが目立ってしまい、強引さを覚えた。土台はパティスリー・フランセーズ、上は洋菓子屋のようなアンバランスさ。

個人的にはシャンティーを盛るタルト・フレーズは好きではないので、リピートするかどうかは相当微妙なところ。正直に言ってしまうと、上のシャンティーは余計だと感じた。角が立ち始めた苺の酸味を和らげるのは、シャンティーではなく、自家製のコンフィチュールや、他のベリー類との組み合わせであってほしかったな。

ちなみに、このタルトにフレジエのネーミングということは、いわゆるフレジエは作る予定無しなのかな?

[ PUISSANCE(ピュイサンス) ]

場所:神奈川県横浜市青葉区みたけ台10-1ドエルムラタ1F
最寄駅:東急田園都市線「藤が丘」駅より徒歩18分、駅前より東急バス青葉台駅行き「祥泉院」下車、徒歩1分
営業時間:9:30-18:30
定休日:木曜日・不定休(パティシェリアは水・木・金が未入荷日)

posted by 照乃芯 at 00:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピュイサンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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