2009年07月31日

セブンイレブン/7iRO CAFE高木シェフプロデュース:シュー ド ママン〜子供たちへの贈り物〜

シュー ド ママン:Chou de Maman

もうほぼ店頭からなくなったと思うので掲載することにした。こんな書き方すると、まるで「主文後回し」みたいだが。いわゆるパティシエスイーツ。

シュークリーム



大きさは小振りで、直径約6.5cm。やや塩気のあるシュー皮に、もったりとしたかなり甘めのカスタード。とにかく甘い。いくつかまるで知らない材料があるけど、これまでのコンビニシュークリームにしたら材料はかなりシンプルな方。

シュークリーム


シュー皮はコンビニシュークリームには珍しいくらいはっきりとした焼き目が付いているものの、その割にはシュー皮に香ばしい歯応えはなく、はっきりいえば昔ながらの昭和シュークリーム。高木シェフはシュー ド ママンのポイントの一つとして「シュー皮が固めなこと」を挙げているが、どんなに好意的に受け止めても従来のコンビニシュークリームが「物凄く柔らかい」とすればそれが「かなり柔らかい」に上がった程度でしかなく、少なくとも「固、硬」という字は絶対に使えない範疇。これまでのコンビニシュークリームとの違いが感じられるレベルではなかった。

シュークリーム


使っている材料が極力少なく、添加物に出来るだけ頼らない方針で開発するとなると、表現力に制約が出てくるのかもしれない、生菓子の場合は。焼き菓子に関しては「極上のひとくち」シリーズで見事な実績があるだけに、結構真っ正直に作ってゆくのがセブンイレブンらしいのかなとも感じる。ゆえに限界ありと。



とても日本の昭和チックなシュークリームに見えるのに「フランスの田舎町に住んでるお母さんが〜」と訴えかけてる煽りなのはさておき、あえてこのようなテイストで商品開発するのにわざわざフランス菓子職人の名前と知恵を借りる必要があるのだろうか。その割にはむしろ日本の昭和チック。「フランスの田舎町」って言いたかっただけちゃんうか、と。「昔の懐かしさ」をコンセプトにするなら、セブンイレブンは過去に「なつかしシュークリーム」という商品を、おそらくパティシエ監修に頼らずに世に送り出したはずなのだが(近頃、一時的に復刻されていたが、食べ逃した)。

「誰々監修」というのは、一般的には基本「箔付け」であると思って、ほぼ差し支えは無い。詳しくは後述するとして、監修もの食品における理想的結果を強いて述べるなら、単発企画ではなく継続性があるものであり、単なる箔付けではなく将来の品質向上に貢献するものでなければ、戦略は一過性に終わり、携わった鉄人もまたただの売名になってしまう。

硬いシュー皮を模索するより、クリームが馴染んだクタクタなシュー皮でこそ美味しく楽しめるお菓子を考案する方がいいのではないだろうか? 現状や前例を見るに、山崎製パン「パティシエのたまご」のようなサブレ生地で覆ったシュークリームやパイシューのような表現をしないと硬い食感をコンビニシュークリームでは実現できないような気がする。

一方、もうとっくの前に店頭には並ばなくなったマルメゾン大山シェフ監修エクレールの写真を今頃になって掲載してるのは、単に出し忘れていただけだというのはさておき、比較の一つとして一緒に掲載することにした。

エクレール・ショコラ


セブンイレブン/マルメゾン大山シェフProduce:エクレールショコラ

というわけで、このエクレールについても軽く触れておきたい。大振りで、シュー皮も割った瞬間、コンビニのエクレールにしてはなかなかイイ音がした。中はショコラクリーム。ナッツダイスを上に散らすことで、香ばしい食感を補ってある。コンビニのエクレールとしてはとても良かったと感じた。先に挙げたシュー ド ママンより、シュー皮はこちらの方が味が上だった。

エクレール・ショコラ


こちらは残念ながらものスゴい数の「何それ聞いたことないや」的材料てんこ盛りだったが、シェフの言う通りに忠実に表現するにはこれだけの材料を使うしかなかったのだろう、きっと。知らないけど。それでも表現としてはこっちの勝ち。シュー皮しっかりしてたよ。「硬め」というなら、せめてこのくらいのレベルで表現出来てなきゃ。マルメゾン繋がりだが、そこは師の方に軍配が上がった感があった。

エクレール・ショコラ


エクレール・ショコラ


続き

2009年07月30日

尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(31):ファー・ブルトン

ファー・ブルトン:Fur Breton

乾燥プラムの入った、日本でいう「おかゆ」を意味するブルターニュの伝統焼き菓子。トロトロっとした柔らかい食感。

Fur Breton


プラムはおそらくオーボンヴュータンのことだからアジャン産のものを使用していると思う。

焼き色はハードで、しっかり火が入ってる。中はもっちり。カヌレを食べた時を彷彿とさせるようなこの苦味と、プラムの酸味が美味い。

Fur Breton


[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日

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2009年07月29日

下北沢/Chandon(3):下北ロール

下北ロール:Roulé "Shimokita"

製造本数に限りがある(平日は一日20本、土日はもう少し多め)という触れ込みのロールケーキ。ルックスから構成まで、日本的なロールケーキだ。

下北ロール


厚めの生地を潔く一回巻き。青山時代に「青山ロール」というのを作っていたそうだが、その頃とは生地の作り方を変えてるそうだ。

卵分多めっぽく感じるプリっとした食感。これは前回掲載したサンマルクの生地と同様の食感。アーモンドがふんだんに使われているんだそうだ。ただ、この独特の食感はアーモンドを使ったから得られたのではないような気がするがどうなんだろう。こういう食感の生地はちょっと食べた経験がない。そして、牛乳っぽい味わいの控えめなシャンティー。

下北ロール


まあ、今はロールケーキをセールスポイントにする店が多いし、美味しいものは一つでも多いほうが豊かだとは思う。

[ 巴里菓子Chandon(シャンドン) ]

住所:東京都世田谷区北沢3-34-5 1F
最寄駅:京王井の頭線「下北沢」駅西口下車。一番街商店街入口
営業時間:10:30-20:00 (夏季/7月〜9月は10:30〜19:30)
定休日:火曜日・年末年始

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2009年07月28日

コカ・コーラ/紅茶花伝DESSERTS(デザートシリーズ):Sweetマンゴー(ロイヤルミルクティー)

ものすごく久しぶりにドリンクネタ。
アッサム茶葉を100パーセント使用した紅茶花伝のデザートシリーズ。紅茶にマンゴーか。

紅茶花伝DESSERTS(デザートシリーズ):Sweetマンゴー(ロイヤルミルクティー)


まず最初にいきなりマンゴーの香りがくる。紅茶の方が負けてるっぽいな、どことなく。あとほんの少し紅茶の風味の方がリードしてるくらいの方が高級感が出ていい気がする。

ただ、紅茶風味のブリュレやムースを流し込んだマンゴークリーム(あるいは果肉)のタルトが存在すれば、美味しそうだなという気はする。どっかにないかな。
タグ:フルーツ系
posted by 照乃芯 at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 酒・ドリンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする