2008年02月24日

楽天市場×sucre/マドレーヌ(監修店:Patisserie 1094)

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○マドレーヌ - Madelaine - (\120)

監修店は中目黒のPatisserie 1094(dix neuf cent quatre/ディズ・ヌフ・ソン・キャトル)。今までのsucreシリーズのマドレーヌ同様、とても大きく(10cmほど)、形状はベーシックな貝殻型。従来のものと比べて焼き色は若干濃いめになっているように思います。

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生地も甘みがあり、以前よりも美味しくなってると思います。パティスリーでは安くても150円、高めだと210円ほどはすると思うので、コンビニで倍の大きさで食べられるなら、このくらいの味でも十分じゃないかと感じました。今コンビニへ行けば、この手の焼き菓子はどの会社も競ってますから、面白いですよね。100円シリーズの袋菓子も、コンビニ会社によって違ったパッケージと構成で並べてたりするし。他に競ってるのはレジ脇で売られているフライドチキンなどでしょうか。7〜8年前はオムライスで競っていましたね。コンビニへ立ち寄ると、今コンビニ業界では何を競ってるのか見えてくるので楽しいですよ。

Patisserie 1094はまだ訪問したことがないお店ですが、今年中には行ってみたいなと思いました(2年先まで予定が詰まってるので、すぐは難しいですね…)。

こういう「名前貸し」的なものは最近増えてきていますが、もちろん監修されているパティシエのいるお菓子屋のショーケースに並んでいるものと同列に考えていいものではないので、はっきりと区別しておくべきだと思います。

それでもコンビニレベルで食べられることを考えたら、日本のお菓子を取り巻く環境は改めて特殊というか、世界で類を見ないかもしれないと感じます。それに慣れ親しんでいる我々日本人のお菓子感覚の「普通」という水準が、やっぱりすごいなと。もはやパティスリーのお菓子と比べて「安っぽい」と評価してしまうほどお菓子に対する基準は高いんじゃないでしょうか?

日本人のお菓子感覚の「普通」が見て取れるのがコンビニです。日本のお菓子のレベルは高いですよ。幸せです。

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タグ:マドレーヌ

2008年02月23日

明治製菓「リッチストロベリー」と博多あまおうのコラボ

以前から美味しくイチゴを食べようと思っていて、チョコをマスケして食べたらいいんじゃないかということで、今回試してみました。

チョコには明治製菓「リッチストロベリー」を使いました。果肉が77パーセント入ってる、酸味の利いた美味しいチョコです。今まで何度か食べたんですが、これだけきちんと酸味を利かせたイチゴチョコは決して多くないので、とても好きな一枚です。今回はこの一枚を贅沢に全部使って作りたいと思います。ていうか、もう作ったんですけどね。

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あらかじめガーナチョコも用意していたんですが、今回はイチゴ×イチゴで押してみました。イチゴ尽くしですね。では、製作過程を写真付きで順に追っていきたいと思います。

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1:まずは「リッチストロベリー」を包丁で細かく刻みます。ナイフで鉛筆を削る要領で。ま、溶ければ何でもいいですけどね。あんまり大雑把に削ると溶けにくかったり、まな板の上で飛び散ったり、あんまりイイことがないので、面倒でもこの作業は出来るだけ丁寧に、そして迅速に。

お菓子作りの時などは、「ナッツなどと一緒に刻むと飛び散りにくいの」とクリスティーヌ・フェルベールさんから教えてもらいました。一度も話したことないんですけど。

2:次に湯せん。使うボールは水気をきちんと拭き取っておきましょう。「リッチストロベリー」が溶けたら、ボールをさっさとお湯から離し、固まらないうちにイチゴにマスケしてゆきます。あまおうは大粒なので、途中でチョコが足りなくなる可能性がありますが、そしたら余ったあまおうを直接ボールの中のチョコに浸けて食べてしまいましょう。勿体ないんで。

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リッチストロベリーを一枚削ると、大体写真くらいの量になります。

次にイチゴですが、今回のイチゴは福岡産「博多あまおう」です。

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たまたまクイーンズ伊勢丹に寄ったら夕方のタイムセールで1パック500円だったから買ったというだけですので、「とよのか」でも「べにほっぺ」でも何でもいけるでしょう。今年のイチゴは糖度の高いものが多く収穫されているそうですので、外れが少ないようですよ。随分前のどっかの新聞に載ってました。

3:冷蔵庫で冷やし、マスケしたチョコが固まったら完成です。大体20〜30分も冷やせば十分固まるんじゃないかと思います。20〜30分冷やす必要もないんですけどね。

割と大きめのココットに入れたのですが、それでも6個くらいしか入りませんでした。あと、どうでもいいんですが、このココットはアンデルセンの景品です。

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出来上がった完成品ですが、これがまた美味しい!
チョコに酸味が利いてるので、あまおうの甘みが引き立ちます。

たまに自分で作るのは大事ですね…。次は一年後くらいでいいかな。

ただ、冷やし過ぎてココットにマスケしたチョコがくっついてしまったので、剥がすのが大変でした。思いっきり力を入れて剥がしたら爪の脇が真っ赤になったので「血が出た!」と思ったのですが、よく見たらイチゴの果肉が付いてただけでした。ま、イチゴでケガする人なんて聞いたことがないから、最初からおかしいと思ったんですよ。

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次回挑戦したいのは、パティスリーやショコラトゥリーでも見かけるヴァレンシアです。砂糖漬けしたオレンジのスライスにチョコを半分ほどマスケしたコンフィズリー(砂糖菓子)ですね。あれのレモンバージョンを、といつも思ってたんですよ。

どこかのお店で作ってくれないかな。そしたら作るのやめるんですけど。

2008年02月20日

自由が丘/ORIGINES CACAO(4):ケーク・オ・フリュイ

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○ケーク・オ・フリュイ - Cake aux Fruits - (\1,400)

2007年末最後に買ったのがオリジンーヌ・カカオのケーク・オ・フリュイでした。去年食べたケーキの分が、実はまだまだ沢山あって、このケーキもそんな出しそびれの一つです。

しっかりとラム酒に漬け込んだドライフルーツを使ったケーク。使われているのはプルームとアブリコットですね。ナッツも乗っています。生地は柔らかめで、生地の中には、半分がレーズン、もう半分には赤い色をしたものが入っていました。名前が判りませんでした。

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…ただ、生地のしっとり感がもう少し欲しかった…好みの問題ですが。

ゆえに、1400円という値段は購入時の印象と変わらず高く感じてしまいました(ここ最近の材料費の高騰が価格に反映されても極端に変わるものではないはずですから、そこはいっさい考慮しません)。自分個人としては、リピは…どうでしょう。こちらのお店では、やっぱりチョコ系ケークをチョイスするのが良いかと思います。

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ORIGINES CACAO

(自由が丘本店)
住所:東京都目黒区緑が丘2-25-7 ラ・クール自由が丘2F
最寄駅:東急東横線「自由が丘」駅南口下車、徒歩3分前後
営業時間:10:30-19:30(L.O. 18:30)
イートイン:可(5席)
定休日:不定休
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posted by 照乃芯 at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | オリジンーヌ・カカオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日

自由が丘/ORIGINES CACAO(3):メルヴェイユ

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○メルヴェイユ - Merveille - (\1,301)

生地の中央に丸く形作られたガナッシュ入りのチョコレートケーク。上面はチョコでコーティングされていて、カカオパウダーは肉眼で確認した限り3種類振られています。この辺の細やかさはショコラティエたるところなのでしょうか。

中のガナッシュはナッツの風味も効いていました。日持ちは一週間ですが、保存時は冷蔵。冷やしても常温でも、どっちでも美味しく食べられると思います。

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ケベコワーズと一緒に買ったんですが、やはりショコラトゥリーなのでチョコで押したケークを一本選んでおきました。

ケーク売り場は、以前『ラ・コンフィズリー・タカギ』があった場所の、元テイスティングカウンターの辺りに設置されていたこともありますが、現在では通常の売場で売られているようです。This Week1とはまた違った扱いで期間限定出店をしているお店が入ってることが多いので、現在あの場所はそういうスペースとして使われているんだと思います。

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ORIGINES CACAO

(自由が丘本店)
住所:東京都目黒区緑が丘2-25-7 ラ・クール自由が丘2F
最寄駅:東急東横線「自由が丘」駅南口下車、徒歩3分前後
営業時間:10:30-19:30(L.O. 18:30)
イートイン:可(5席)
定休日:不定休
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posted by 照乃芯 at 20:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | オリジンーヌ・カカオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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