2008年01月28日

伊勢丹新宿店/PIERRE HERME Paris(3):ミルフィーユ・ア・ラ・ヴァニーユ

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○ミルフィーユ・ア・ラ・ヴァニーユ - Mille Feuille a la Vanille - (\730)


2008年になって、年明け早々、久しぶりにピエール・エルメのケーキが食べたくなってしまいました。

相変わらずエルメのミルフィーユは大きいです。一号店であるニュー・オオタニとは違う会社が作っているようですが、こちらのヴァニーユはニュー・オオタニでは売ってなかったと思うので、新宿伊勢丹で購入。

プラリネを生かしたドゥ・ミルフィーユが「2000枚の葉」なら、ミルフィーユ・ア・ラ・ヴァニーユは1000枚の葉。そう思えるくらい前者よりも軽めの食感。ピエール・エルメのケーキの中でも割と食べやすいのではないかと思います。これだけ大きくても食べ切るのはあっという間に感じました。

ドゥ・ミルフィーユに比べてパイ生地はやや粗めで、密度は低め。太く絞りだしたバニラ風味のカスタードは柔らかめで、ビーンズたっぷり。ゆっくりフォークを入れると多少ズレ易いです。

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ただ、たっぱりピエール・エルメのミルフィーユは、今まで食べてきたミルフィーユの中でも、かなり好きです。

なぜこのお菓子がミルフィーユ(1000枚の葉)というのか物思いに耽ると、やっぱりピエール・エルメのミルフィーユが真っ先に浮かび上がります。1000枚の葉を踏み締める時の擦れた音や乾いた音がミルフィーユでなければいけないんじゃないかとさえ思うのですが、ピエール・エルメのミルフィーユはそんなイマジネーションを食べ手に与えてくれる最も理想的なミルフィーユの代表的存在だと思っています。

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PIERRE HERME Paris(ピエール・エルメ・パリ)伊勢丹新宿店

住所:新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1
最寄駅:東京メトロ丸の内線「新宿三丁目」駅下車、徒歩1分
営業時間:10:00-20:00
定休日:不定休
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posted by 照乃芯 at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピエール・エルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

無印良品/和スイーツ:かぼちゃのフィナンシエ

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○かぼちゃのフィナンシエ - Financier a la Citrouille - (\137)

生地に和三盆とかぼちゃを練り込んだフィナンシエ。ファミリーマートで発見、捕獲しました。ちょっとシットリホックリしすぎていて、フィナンシエを食べてるような気がしませんでした。表面はもう少し硬めのほうがよかったかも。

2008年01月07日

目白/Aigre Douce(50):ケーク・ショコラ・フランボワーズ

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○ケーク・ショコラ・フランボワーズ - Cake Chocolat Framboise - (\1,900)

このケークを食べるために、実に2年待ちました。ようやく初めてショーケースの中にケーク・ショコラ・フランボワーズを見つけることができました。ケーク・ショコラ・フランボワーズが食べられる季節になったということです。

今までタイミングが合わなかったのが不思議なくらいですが、まだ食べたことがないケークの中では一番思い焦がれた一本だったので、迷わず購入。ちなみに一緒に買ったのはガレット・デ・ロワでした。

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ショコラ生地とガナッシュが交互に重ねられ、その間にはフランボワーズジャムが塗られています。その生地の周囲全体にエーグルドゥースの特徴あるシャープな酸味が持ち味のフランボワーズジャムがたっぷりと塗られ、更にその上を全面アイシング。上にはブルーベリー、赤すぐり、フランボワーズがデコレートされています。

そして余談ですが、食べて確認したところ、滑り止めにはマーマレード(か何かのオレンジ系)ジャムが使われていました。

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他のケークとは生地の柔らかさが一線を画しています。パウンドケーキというよりは生菓子といっていいです。実際、このケークの賞味期限は3日。他のケークを買った時の3倍の早さで一本を食べ尽くしました。もう随分ケークを食べてきましたが、残すところは栗系(マロン・プレッセではない方)の1本と、ブラジリア、シトロンヴェール、パッション・アプリコ、エピスくらいです。そろそろ制覇が見えてきたかも。

今年は糖度の高い苺が出来てるらしいので、苺をふんだんに活かしたケークを見てみたい気がします。あとはカシスを主役にしたケークもあるといいな。

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Aigre Douce(エーグルドゥース)

場所:東京都新宿区下落合3-22-13
最寄駅:JR山手線「目白」駅より徒歩5〜6分
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日休業)
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posted by 照乃芯 at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | エーグルドゥース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月06日

目白/Aigre Douce(49):ガレット・デ・ロワ

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○ガレット・デ・ロワ - Galette des Rois - (\2,400)

ガレット・デ・ロワはキリスト教の公現祭が行われる1月6日に食べる、いわば正月のお菓子。日本だと「おせち」みたいなもの。パイ生地にクレームダマンドが入ったお菓子ですが、中にフェーブと呼ばれる陶器製の人形が一つ入っています。一緒に食べる人数分を切り分けた時、このフェーブが入っていた人は王冠を被り、その日一日王様あるいは王女様になれ、一年中幸せになれるといいます。まあ、縁起物ということですね。

フェーブは、ものにもよりますが、平均的に、大体キャラメルの一回り大きいくらいをイメージしてもらえるといいんじゃないかと思います。キャラメルは…グリコのアーモンドキャラメル辺りを想像してください(笑)

ただ、最近ではフェーブが子どもなどに危険という配慮から、別添になっていたり、フェーブの代わりにアーモンドが入っていたりするお店もあるようです。個人的には、きちんとフェーブをガレット・デ・ロワの中に入れないお店では買うつもりがないので、あらかじめもって、その辺りの情報を収集しておきます。

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2008年のガレット・デ・ロワはエーグルドゥースにしました。こういうものは、やはり一番好きなお店で買うのがいいと判断したからです。

プレーンとショコラの2種類がありましたが、素直にプレーンを選択。4日からの営業でしたが、さすがに店内は賑わっていました。特に予約をしなくても買えましたが、人気店ではその日の分が売り切れてしまう場合もありますから、確実にその日買いたいのであればあらかじめ予約した方がいいでしょうね。

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昨年はパリセヴェイユで25cmのガレット・デ・ロワを買って、3日がかりで食べ切り、以来パイ生地を見るのがしばらくイヤになったので(笑)、今年は反省して大きくないものを…。

といっても、今回エーグルドゥースで買ったガレット・デ・ロワも21cmあります。

ふんわりとしたサクサクのフィユタージュに、クレームダマンド。ごくシンプルな構成です。フェーブは…これ何だろうな。アップルパイっぽい気がする。

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Aigre Douce(エーグルドゥース)

場所:東京都新宿区下落合3-22-13
最寄駅:JR山手線「目白」駅より徒歩5〜6分
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日休業)
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posted by 照乃芯 at 17:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | エーグルドゥース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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