2007年01月22日

尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(4):オー・ソレイユ・ド・ヴァレンシア

オーボンヴュータンは生菓子、焼き菓子だけではなく、砂糖菓子も充実してますよね。パンやキッシュ、アイスクリームもあります。このお店に行けば、パティスリーで買えるものがどんなものなのか大体察しが付くというか、基本知識を得るにはもってこいですね。

今回買ったオー・ソレイユ・ド・ヴァレンシアは去年の2月に初めて訪問した時から「いつか買おう」と決めていたお菓子。あの砂糖菓子のショーケースは、ほんとにキラキラと眩しいですよ(笑)

ケーキ屋ではなくパティスリーに来たんだっていう感動を覚えました。今回再び訪れて、またトキメいてしまった。

aubonvieuxtemps_au_soleil_de_valencien.jpg

○オー・ソレイユ・ド・ヴァレンシア - Au Soleil de Valencien - (¥210)

ヴァレンシアの太陽。砂糖で煮込んだヴァレンシアオレンジのスライスをチョコでコーティングした砂糖菓子。ショコラトゥリー(チョコレート専門店)ならばどこにでもあるお菓子のはずだし、パティスリーでも砂糖菓子に力を入れていたりするお店やこれからのバレンタインの時期にチョコに力を入れてくるパティスリーでも見られるほどクラシックなお菓子です。

これ以外だと、オレンジピール(オレンジの皮)を短冊状にカットして砂糖で煮詰めたものを全体的にチョコでコーティングするオランジェットのようなお菓子もありますね。そういえばエーグルドゥースは去年もありました。今年もあるかな。

このお菓子、結構好きです。子どもの頃、サッカーの試合でハーフタイムに食べる事が出来たレモンのハチミツ漬けを思い出すんですよねえ。レモンでこういうお菓子は出来ないかな…。ピスターシュ風味のホワイトチョコなんかコーティングしたらどうなるんだろ。

[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日(新宿高島屋パティシェリアの入荷日は火・土)

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尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(3):バール・ドール

オーボンヴュータンのショーケースにこの日残っていたケーキの中で選んだのはさっきのオーボンヴュータンと、このケーキ。あとは500円以上するチョコ系ケーキばかりといった感じでした。オレンジとカラメルのケーキですね、これは。結構小振りです。

aubonvieuxtemps_barre_dor.jpg

○バール・ドール - Barre d'Or - (¥340)

こちらもしっかりとカラメリゼされた表面に、オレンジ風味のバタークリーム、カラメル風味のビスキュイを交互に重ねたクラシックなケーキ。例えば広尾のアレグレスにも、もっと大きな同様のケーキ(ドゥーブル・オランジュ)があります。アレグレスの塩谷シェフはオーボンヴュータンで修業された経験があるので、もしかしたらこのケーキは通じるものがあるのかな。

ただ、カラメリゼの具合、全体の味の印象はオーボンヴュータンの方がやや上かも。アレグレスのドゥーブル・オランジェは、生地やバタークリームがもう少し柔らかく、他に一緒に買った美味しいケーキと比べると、ちょっと普通な印象だったんです。

[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日(新宿高島屋パティシェリアの入荷日は火・土)

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尾山台/AU BON VIEUX TEMPS(2):オーボンヴュータン

日曜日の曇りがちな昼下がり、尾山台のオーボンヴュータンに行ってきました。実に11ヶ月ぶりのオーボンヴュータン。昨年2月にオーボンヴュータンを訪れて以来、今日まで86軒。ほんとに沢山のパティスリーへ足を運びました。ようやく一度戻ってくる事が出来ました。

「このお店に行っておかなきゃ始まらないだろう」と思い立ち、東急大井町線の尾山台駅に降りた頃は、まだ男一人でケーキ屋に行くというのはドキドキがいっぱいの行為でした(笑)

未知の領域に足を踏み入れるあの感覚。(男であるという点においては)人と違う方向へ進もうとしているようなあの錯覚。どれもが新鮮だった。そう。初めて自分のパソコンを買うと決めた時にMacを選ぼうと心に決めた1997年の春に書店でMac専門誌を手に取ってページをめくったあの日のような、フワフワした心地。こっちへ進んだら自分の周りには誰も教えてくれる人などいない、自分で覚えなきゃいけなくなるんだと知ったあの時のドキドキ。オーボンヴュータンよりも一足先に、「この先、自分にとって一番好きなお店になりそうな気がする」と直感して訪問したエーグルドゥースの扉を右手で押した時にも同じ感覚を覚えました。

あれからいくつものお気に入りのお店が出来、必ずしも毎週末初めて訪問するお店へ行くという事はなくなりましたが、一度あの時の気持ちを思い出したくなって、気付けばハッピーロード尾山台商店街を歩いていました。

16時過ぎに到着した時はすでにサロン・ド・テは満席、ショーケース前も生菓子を中心に買い求めるお客でいっぱいでした。生菓子は何種類かがすでに売り切れていて、ひとまず奥の焼き菓子コーナーへ場所を移しました。ほんとは焼き菓子を買っていこうと思ってたんです。

ただ、やっぱりあの洋酒バッチリの生菓子を久しぶりに味わいたくて、結局は生菓子を選ぶ事に。それに加えて今回は砂糖菓子も一緒に買いました。ショーケース向かいにあるショコラのケースの隣にある砂糖菓子のケースは、初めてオーボンヴュータンに来た時、とてもキラキラと輝いて見えました。懐かしい…。

ずらっと圧倒される男性スタッフのみの店内も以前と変わらず。ショーケースの向こうに女性がいないっていうのも、ほんとにオーボンヴュータン以外見た事ないですね。…あ、プレ・ドゥ・ラ・リヴィエールみたいにシェフ一人で切り盛りしているお店は別ですよ(笑)

というわけで久しぶりにオーボンヴュータンです。ちょっとヨロシク(←これも久しぶり)。

aubonvieuxtemps_au_bon_vieux_temps.jpg

○オーボンヴュータン - Au Bon Vieux Temps - (¥375)

店名が付けられたこのお店の看板メニュー。小振りなココットに入ったお菓子です。表面をしっかりカラメリゼしたカスタード。その下と最下層にビスキュイ。カスタードの中には洋梨。こちらはお酒がかなり効いています。かつてはポロネーズでこの洋酒の効かせ方にガツンとやられたもんだけど、一年も食べ歩きを続けると、平気になりますね(笑)

お子さんのいる家庭にお土産にするには厳しいですけど、大人だけでこっそり味わうには素敵なお菓子です。

ただ、表面のカラメルは垂れる可能性が割と高いので、テイクアウトの人は持ち運びを慎重に。

[ AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)参考サイト ]

住所:東京都世田谷区等々力2-1-14 原田ビル1F
最寄駅:東急大井町線「尾山台」駅下車、ハッピーロード尾山台商店街を左へ徒歩3分ほど
営業時間:9:00-18:30
定休日:水曜日(新宿高島屋パティシェリアの入荷日は火・土)

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