フランスではいにしえの昔から(知らないけど)新年にガレット・デ・ロワを食べる習慣があります。
日本人ですけど、元旦にガレット・デ・ロワ食べました。欧米か!
1/1の15時30分、人のいない閑散とした自由が丘に到着し、パリセヴェイユへ。年配層を中心に何組かのイートインがとても優雅で静かな時間を共有していました。今日の目当てはもちろん、ガレット・デ・ロワ。しかし、ほとんどが完売し、1日分で残っていたのは一番大きい25cmのもの。……でも、買いました。1800円くらいで収めようと思ってたので、正月早々4000円は目が飛び出たけど、クリスマスケーキに続く季節限定ものですから。
○ガレット・デ・ロワ(25cm) - Galette des Rois -(¥4,000)フォークを押し入れてなぞらせた時のサクサクッという香ばしい音とフンワリ香るバターが素敵です。焼き色は割と濃いめ。パイ生地の中はクレーム・ダマンド。ごくごくシンプルなガレット・デ・ロワ。
中には陶器で出来た小さな人形(フェーブ)が入っていて、その人形が入っていたカットを食べた人は一年幸せになれるという言い伝えがあるんだそうです。一緒に付いてる王冠を受け取るそうですよ。このガレット・デ・ロワを食べてるだけですでに幸せですけど(笑)
自分は、全部一人で食べるんで、絶対今年幸せになります!!!
…もちろん、一度に食べきれる量と大きさではないので、3日がかりで食べる計画です。
で、そのフェーブ。

本の形をした陶器でした(^-^)
花の名前が記してあります。「Colchique」…。イヌサフラン。犬なのかサフランなのか。猛毒があるそうですが、通風に効くそうです。別に通風じゃないけど、心の痛みはあるので、治してくれると嬉しいな。快方に向かうように…。
今年一年、毎日出かける時にポケットにこれを忍ばせておく事に決めました…。
幸せになりますように。
追記:
ガレット・デ・ロワの中に入っているフェーブですが、この扱いについては、お店からの注意書きが添えられているはずなので、よく確認しましょう。パイ菓子だからフォークを入れればすぐに気付くとは思いますけど。

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Patisserie Paris S'eveille(パティスリー・パリセヴェイユ) 住所:東京都目黒区自由が丘2-14-5
最寄駅:東急東横線「自由が丘」駅下車、徒歩3分ほど。
営業時間:10:00-20:00(L.O.19:30)
定休日:無休
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