2006年09月15日

九州乳業/湯布院の牛乳プリン

小さな四角い牛乳パック状のボックスに入った可愛らしいプリンをローソンで発見して購入しました。湯布院が牛乳の名産地なのかどうかよく知らないんですけど、温泉卵みたいに、なんか独特の作り方(温泉の熱で固めるとか)がしてあるのかと。多分違うんですけど(笑)

yufuin_pudding.jpg


○湯布院の牛乳プリン - yufuin's milk pudding -(¥137)

かなりトロトロの「なめらか」系プリン。まだやりますか、なめらかプリン(笑)

牛乳を全面に出してはいるものの、乳脂肪分がどれほどか記載されてないし、何より先週ラ・プレシューズで食べたモンブランの無糖シャンティーの持つ牛乳のコクが未だに頭から離れないので、どうしても不足感ばかり募るのは致仕方ないところか。

コンビニプリンといえばそれまでだけど、糖類の甘さとパッケージデザインで水増ししたような錯覚を覚えてしまいました。同時に購入したラ・マーレ・ド・チャヤ監修のプリンに期待してみようと思います(明日か明後日にでもアップします)。
タグ:プリン

2006年09月09日

ヤマザキ/こだわり特撰ジャムパン

yamazaki_jam.jpg○こだわり特製ジャムパン - jam pan -(¥130)


前から気になっていた鮮やかな赤のパッケージに包まれたジャムパン。特撰だ。選じゃなく撰。「こだわったのは漢字だけでなければいいが」などとハシタなくも毒づきつつ、ここはひとまずコロっと騙されてみる事にした。

果肉感を残した低糖度ジャムをマーガリン入りのパンで包んだのだそうだ。どうでもいいが、包みを裏返して開けようとした時にサッポロ一番しょうゆ味をこれから調理するような錯覚を覚えるのは何故なのか。

ジャムはやや少なめに見えるが、それはおそらくパンのフチにマーガリンを入れたからだろう。

…しかし、自分が好きなジャムパンは、パンの外側いっぱい「っぱいまでタップリとジャムが詰め込まれたジャムパン。そして、低糖度であっても酸味はしっかりと自己主張しているツブツブ感のあるジャムなのである。

残念ながら、これならまだEdy's breadの「とろとろジャムパン」の方がいい。
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2006年09月08日

調布/Salon de The CERISIER(5):フィリップ・ブルゴーニュ

サロン・ド・テ・スリジェで買ったケーキの最後はチョコ系。シャンティーとカスタード、生地を愉しむ2品と、夏場でも味わえる栗系、ムース系。今回は万遍なく選びました。スリジェのケーキはとても良い材料を使い、上品に仕上げたケーキという印象です。ほとんどハズレがなく、どれを選んでも一定以上のレベルのケーキを食べる事ができるのではないでしょうか。

そして、外観がとても絵画的な佇まいであるという点。以前、NTV『どっちの料理ショー』のデザート対決に鎧塚シェフと出ていた時に、ケーキ(の新作)を作る時にはキャンバスに向かわれるという映像を見て、それを思い出してなるほど合点が行きました。確かに絵画的な佇まいなんです。絵としてまず美しい。お皿に盛られたり、乗せられた状態を含めての存在感があるというか。今回のようにテーブルに直接置くのではなく、例えば白いお皿に乗せた時に、スリジェのケーキの美しさがより際立つと思います。大体のケーキはそういうものかも知れませんが…。

こういうアプローチに関しては、自分は基本的に賛成です。出す解へのアプローチには論理的な側面もあるでしょうが、芸術的側面も重要でしょう。ケーキであるゆえに。実は結構手が込んだ味付けを随所に施しているのだけど、見た目の無駄の無さからは想像できないものがありますね。モンブランの側面にあったチョコプレートは正直不要じゃないかとは思いましたが(笑)

ただ、品良くまとまり過ぎてる感もあるにはあります(自分にはそういう印象がありました)。一つだけものすごくトンガってるといったようなケーキもなく、飾っておけるような感じのものばかり。それらも含めて絵画的なんですが、味は上々です。絵に描いた餅ではなく、キャンバスからちゃんと出てきています。飛び出すケーキです(笑)

ですから、後ひとつ。何かいい意味での「裏切り・背徳」が欲しいですね。ちょっと白的過ぎるような気がするんです。もっと黒的なものもあっていいと思います。黒スリジェが。

時に粗雑で、荒々しくさえある、野心的な何か。洗練という名の汗を掻いて水を循環させるエクササイジング。あるいは土着的な何か、かも知れません。

salondethe_cerisier_philippe_bourgogne.jpg


○フィリップ・ブルゴーニュ - Philippe Bourgogne -(¥399)

フィリップ2世(ブルゴーニュ公)の名を冠したケーキ。

上部には赤と黒のすぐりが一粒ずつ。表面をグラサージュしたショコラビスキュイの内側にはガナッシュが。最下層にも洋酒の効いたすぐりがタップリ入ってます。チョコだけだとかなり重かったかも知れない印象が、すぐりの酸味で、それまでの濃厚な食感に生まれ変わった息吹のような変化がありました。チョコの扱いには定評のある和泉シェフだけに、さすがの一品。

そして、アメリといいモンブランといい、ツブツブ感を非常に大切にしているなと、どのケーキを食べても感じました。やっぱりツブツブ感はいいですね。自分も和泉シェフと同じ70年代前半生まれ、ツブツブ(ジュース)世代といっていいので、ここらへんには非常に敏感にならざるをえません(笑)

全体的に落ち着いた、いやむしろ非常に濃厚なトーンなんだけど、すぐりの酸味でキュっと締まってる印象を与える、夏場でもイケるチョコ系ケーキでした。

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Salon de The CERISIER(サロン・ド・テ・スリジェ)

住所:調布市小島町1-35-8
最寄駅:京王線「調布」駅北口下車(パルコ側)、左へ徒歩2分
営業時間:10:00-21:00
定休日:水曜日(祝日の場合、営業)
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タグ:チョコ
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2006年09月07日

調布/Salon de The CERISIER(4):アメリ

外で撮影するというのに、あえてムース系を選んだわけですが…。案の定、撮ってる間にイチゴの重みに耐えられなくなったムースがダレてきてしまって、慌てました。最初に食べておくべきだったか。

salondethe_cerisier_amelie.jpg


○アメリ - Amelie -(¥420)

アメリと聞くと、あのフランス映画『アメリ』を思い出す。感受性豊かで、爛漫で、ムースのような繊細さで、時にパキっとした酸味を思わせるような部分もあり。と訳の判らない事になってますが、ま、とにかくアメリ。

上にはイチゴとフランボワーズ、波線上のピスタチオ風味チョコプレート。上部のムースはすごく繊細。ゆえに、夏場に外で食べようなんて思わないでください。失敗します(笑)

若干、波打ってますが、これは屋外で食べる事にしたために生じた気温による歪みで、元々はきちんとまっすぐしたフォルムを保っています。

ムースの間にはとても酸味の効いたフランボワーズや赤すぐりの実がプチプチ美味しいジュレ。土台はピスタチオ風味のビスキュイ。崩れかけたムースを急いでかっこんだのが原因か、じっくり堪能したとはいえなかったです。美味しかったですが、食べ方を失敗しなければもっと美味しく感じられるケーキだと思います。今回は完全に自分のミスです。

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Salon de The CERISIER(サロン・ド・テ・スリジェ)

住所:調布市小島町1-35-8
最寄駅:京王線「調布」駅北口下車(パルコ側)、左へ徒歩2分
営業時間:10:00-21:00
定休日:水曜日(祝日の場合、営業)
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