渋谷駅で集中豪雨に見舞われた7/15土曜日の午後(わずか20分ほどの間に34度から23度へ気温が下がった日でした)、葉山へ行く予定を中止して急遽、東急田園都市線に乗って藤が丘のピュイサンスへ行ってきました。……藤が丘は、かれこれ10年ぶりくらいでしょうか。そんなに様変わりしてる風には見えなくて、なんか安心しました。まだ当時は田園都市線の初乗りは110円だったかな。
多分、駅前の並木道をまっすぐ進むだけだろうなあと気付いてはいたんですが、なんせ徒歩18分かかるらしいという事で、念のため行きだけは東急バスに乗ってく事にしました。改札前の1、2番乗り場「青葉台駅」行きの東急バスで「祥泉院」にて下車。途中、右へ逸れて住宅街を流していくんですね。しばらくして再び駅前から伸びる並木道へ戻ってきたら、すぐに到着です。下りて目の前の交差点に見える赤いファサードがピュイサンスです。「祥泉院」っていうのは、だから、その向かいのお寺ですね。
帰りは歩いて藤が丘駅まで戻りましたが、静かでのんびりとして、何もないっていえば本当に何もない通りだなーと感じました(笑)が、それでもカフェがいくつかありました。竹林などもあって涼しくていい並木道だと思いました。18分もかかったかと言われれば、かかったのかも知れないけど、体感的にはさほど距離を感じさせない道のりです。ただ、帰りはほとんど下りだったから楽に感じただけかもしれません。行きで歩いたらカッタるいかも。帰りは散歩気分で戻ってこれるので徒歩はオススメです。疲れたら途中にもえぎ野公園もありますし。
井上シェフはバスクやノルマンディーで修業された経験があり、日本ではオーボンヴュータンやメゾン・ド・プティ・フールでも修業の経験があるという事で、焼き菓子の経験はこれ以上ないくらいの経験をしてきた方ではないかと思います。
また、ピュイサンスのカードはちゃんとお金がかかってますね。他のお店の名刺サイズに比べると、若干タテが短いんですが、いい光沢紙を使ってますし、オモテはきちんと四色使ってますから写真も綺麗。特色を使ってるデフェールなみにちゃんとお金をかけてる辺りが高感度高し。別に2色でも1色でも特色なしでもデザインが優れていれば何の問題もないんですけどね(笑)
店内の作りも好き。広くはないけど、シックだし、アンティークなオブジェが飾ってあったりするところもいい。クッキーやショコラを計り売りしてくれる計りもあって。ちなみにイートインはありません。

というわけで、ピュイサンスです。ちょっとヨロシク。
まずこちらはヴィエノワズリーです。今回も結局焼き菓子で揃えました。最後までタルト・焼き菓子です。
○クイニー・アマン - kouign aman -(¥210)クロワッサン生地に砂糖を折り込んで焼いたヴィエノワズリー。あともう少し硬いのが好みですが、美味しいです。コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。
○クグロフ - kougloffe -(¥130)レーズンの入ったアルザス地方の伝統菓子。上には砂糖がまぶしてあります。まあ、食感は完全にパンですね(笑)
ノイン・シュプラーデンのフィグ・クグロフはバターケーキでした。コストパフォーマンスはピュイサンスの圧勝。
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PUISSANCE(ピュイサンス) ]
場所:神奈川県横浜市青葉区みたけ台10-1ドエルムラタ1F
最寄駅:東急田園都市線「藤が丘」駅より徒歩18分、駅前より東急バス青葉台駅行き「祥泉院」下車、徒歩1分
営業時間:9:30-18:30
定休日:木曜日・不定休(パティシェリアは水・木・金が未入荷日)