2006年06月28日

新宿伊勢丹/patisserie Sadaharu AOKI paris(2):コート・ディヴォワール

サダハル・アオキの2つめはコート・ディヴォワールです。新宿伊勢丹店は、ピエール・エルメの向かい、一番奥まった場所にあります。マ・パティスリーからはちょっと離れてるんですね。

sadaharu_aoki_cotedioire.jpg

○コート・ディヴォワール - Cote d'Ivoire -(¥651)

ビスキュイ・ココ、パッションフルーツのクリーム、ホワイトチョコクリームという構成。もうこういうジメっとした時期は濃厚なものは選ばずに、さっぱりした爽やかなものを選ぶのが無難でしょう。コートジヴォワールはアフリカの国ですが、フランスの植民地だったのでフランス文化の影響が強く、フランスへの移民も沢山いますね。ドイツW杯にも初出場してます(グループリーグは敗退してしまいましたね)。ケーキのシルエットや色もイヴォワール、白です。

土台がビスキュイ・ココなんですが、ココナッツの薫りは強くありません。どうも、薫りを抑えてあるというよりも、不足感を覚えるんですよね。クリームの印象が強くて、柔らくて食べ易いんですけど、風味に欠ける。薫ってない。風が止んでる印象です。味はいいんですけどね。これだけの値段なのだから、味プラスαが欲しい気がします。

まして、せっかく波形のホワイトチョコプレートをあしらっているのに、風が止まっていては、波に乗る事は叶わないのでは…。
posted by 照乃芯 at 01:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新宿伊勢丹/patisserie Sadaharu AOKI paris(1):サン・マルク

6/15の夕刻にサダハル・アオキへ足を運びました。3つ買ったのですが、最後の3つめに「あとがき」をまとめる事にして、とりあえずコメントを先に。

sadaharu_aoki_saintmarc.jpg

○サン・マルク - Saint Marc -(¥501)

サン・マルクは、パティスリーであちこち見かけるケーキです。サダハル・アオキにもありました。

上面はカラメリゼされてあります。上から順にクレーム・バニーユとクレーム・ショコラ、アマンド・ビスキュイという構成。非常にさっぱりとした食べ易いケーキじゃないかと思って買ったのですが、カラメリゼが強くて全体の味のバランスが悪いです。クレーム・バニーユに至っては完全に死んでしまっています。これは非常に残念でした。クレーム・バニーユを無糖にするか、カラメリゼを止めるかした方がよかったと思います。でも、無糖にしてしまったらバニラの風味が出ないですよね。じゃあ、カラメリゼの方が強過ぎるという事になるのかな。見た目の印象はこれほどまで強く感じなかったんですけどねえ。

クレーム・バニーユとカラメリゼがコンフリクトしてしまって、クレーム・ショコラ、アマンド・ビスキュイが蚊帳の外に置かれてしまっている印象があります。

うーん、引き算がないケーキですね。正直、これはオススメできません。更なるアップグレードを期待します。サン・マルクは他所のお店にもあるので、折を見て食べ比べてみたいですね。
posted by 照乃芯 at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。