では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

○コウイ - Cowi -(¥360)
先に紹介したショートケーキやフレジエなどの定番ケーキは正直やや値が張るなと思ったのですが、こちらのケーキは意外にもグっとお安い値段です。こちらは期間限定のケーキ。
土台のスポンジとその上のココナッツムースの間にパイナップルが入っています。中央にはキウイのジュレが透き通っていてとても綺麗です。食べていると、ふいに七里ガ浜の珊瑚礁(南国ムードなカレー屋さん)を思い出してしまいます。
周辺にまぶされているココナッツのチップが苦手な人はそこでギブアップかもしれません。ショリショリしてて、思いっきり繊維質を食べてるような心地です。もっと焼き目をつけるとかローストさせるとかしてくれていればずっと食べ易いんですけどね…。

○ドラテ(¥401)
こちらはショーケースの中で一際輝きを放っていたケーキ。夕張メロンを使っているというのにこの安さはすごいです。ちなみに、このメロンスイーツは去年も登場したそうです。期間限定ケーキです。
メロンとヨーグルトのムースに、なんと夕張メロンのジュレ。そしてアロエとの事ですが、夕張メロンですか。シワシワのやつですよね(笑)
上部に載っているメロンは夕張メロンで間違いないんでしょうか。銀箔が貼られていて高級感を煽っております。その横には羽根のような形をしたホワイトチョコのプレート。
ジュレの濃さが「ああ、夕張!」って感じ(笑)
でも、上に載っているメロンは夕張というよりも王子いやもといプリンスメロンっぽい安さを感じるんですが気のせいでしょうか(笑)
ちなみにアロエがどこにあったのかは、確認できず。

○エスティバル - Estival -(¥420)
こちらも期間限定のケーキ。マンゴーの果肉入りババロワにバジルの葉が入ってます。土台はココナッツ風味のスポンジ。その上にパイナップルのクリームでしょうか。最初の一口ではバジルの風味にやや抵抗感があったのですが、半分くらい食べたら慣れました。…と書くつもりでしたが、やっぱりちょっと苦手かも。バジルは必要だったんでしょうか。これを最後に持ってきたのはミステイクでした。
どうも南国色というか、アジアンスイーツもしくは甜品的な雰囲気というのは、自分には馴染みません。どうもフランス菓子からは遠く離れてしまうような食後の印象が否めませんでした。『ビゴの店』のマカロン・ド・マンゴーにしても、マンゴーを初めとしたアジアンフルーツや南国フルーツをうまく使いこなせる見事なケーキに出逢うのは、もうちょっと先の話になるのかな…などと思っていたりします。だからといって、結局クラシックでオーソドックスなケーキが一番、というのも、何だか少し面白味に欠ける気もするんですよね。
今回のヒットは、無難にフレジエという事でお願いいたしとうございます。ただ、ベーシックなケーキはまだ他にも美味しいものがありそうな予感がするので、もう少し他のケーキも食べてみようと思います。いくつかヒットが見つかるかもしれないし。
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Patisserie MADU(パティスリー・マディ)
場所:東京都渋谷区恵比寿南3-3-8
最寄駅:東急東横線「代官山」駅より徒歩5分
営業時間:9:00-20:00(L.O.19:30)
定休日:月曜(翌日が祝日の場合は営業)
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