2006年05月27日

代官山/Patisserie MADU(1):マディ風イチゴのショートケーキ、フレジエ

21日の日曜日、湘南へ写真を撮りに行った帰りに新宿伊勢丹へ立ち寄って買っていきました。

伊勢丹に到着したのが19時45分という際どい時間でした。地下通路を猛烈な早歩きで歩き抜けていきましたが、何とか間に合いました。しかし、当初の予定であったマ・パティスリーのルミュー(〜5/23)では、すでに目当てのミルフィーユは売り切れていたようで(当たり前ですよね…)、早歩きまでしてせっかく来たのだから何か買おうと思ってブラついたらマディのショーケースに目を惹くケーキがあったのでココに決めました。

フラウラの桜井シェフが勤めていたお店として知っていましたが、ケーキを食べるのは今回が初めて。こちらのエントリーでは非常にオーソドックスな定番ケーキを紹介しています。いつも選んでるんですけど、もうしばらくこのシリーズは続くような気がします。そろそろエクレアなどをシリーズに加える予定になっています。

では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

madu_special_short_cake.jpg

○マディ風イチゴのショートケーキ - Madu's Special Short Cake -(¥525)

結構大きいケーキです。ショートケーキは、いつもどのお店へ足を運ぶ時にも必ず買うケーキ。シャンティと重なる側にはたっぷりとフランボワーズのシロップが打ってあります。美味しそうです。

裏側には細かいナッツがまぶしてあります。全体の形は丸っこくて、可愛いですね。上部のシャンティにはチョコプレートが付いています。シャンティは結構しっかりと甘いようです。粗目のジェノワーズの間に挟まれているシャンティの中のイチゴは割と大きめで、ざっくりと食べ応えがあります。食べ易いショートケーキですね。

名前は「Madu's Special Short Cake」と銘打っていますが、味そのものは正直、やや普通な印象でした…。前日に食べた『ビゴの店』のショートケーキの方がコストパフォーマンス(¥339)の点でも味の点でもインパクトとしてはずっと上でした。

では、何か解決策はないのだろうか?…というところで、さあ、問題は次なんです。

madu_fraisier.jpg

○フレジエ - Fraisier -(¥483)

アン・プチ・パケのエントリーで紹介したフレジエが、マディのフレジエにそっくりだなーと前から思っていたのですが、味はどれだけ違うのか試したくて買ってみました。

どこら辺が似ているかというと、まず全体の大きさや高さ。大きめのイチゴを使っている点。そして、上面をイチゴのジュレで覆っている点、スポンジがピスタチオ風味である点などです。一瞬見間違えるほど似ているんです。

上面の色鮮やかな赤が印象的。すぐその下にあるのはピスタチオクリームです。フラウラではこの部分はホワイトチョコのプレートでした。この処理は、下のピスタチオ風味のスポンジに染みないようにという配慮ですが、これはフラウラのフレジエ(ショートケーキ)と全く同じやり方。ただ、クリームを使うかチョコプレートを使うかの違いです。

上部は、ハーフカットのイチゴの左右に、ショートケーキで使われていたのと同じチョコプレート。右にワンポイントでピスタチオのハーフカットが一つ添えられています。

スポンジの間に挟まれたバタークリームも、とても分厚くとってありますし、コクがあって美味しいです。全体的に大きさを感じさせますね、これは。

表に見えている、イチゴの先端をカットしたと思われるものはデザイン的なものでしょう。実際にフォークを下へ入れると大きなまるごとイチゴにぶつかります。しかも、この大粒のイチゴはなんと2粒も入っています! このボリュームはキテます!!

はっきりいって、先ほどのショートケーキよりもこちらのフレジエの方が数段美味しいです。価格からいっても断然お得です。ショートケーキに\525払うのなら、迷わず\483のフレジエをオススメします。フレジエの特徴であるピスタチオの風味は全然強くないので、苦手な人でも十分味わう事が出来るのでは?

さて、ではかつてマディのシェフだった桜井シェフのフラウラのフレジエ(ショートケーキ)とどっちが美味しいか…と言われると本当に悩みますが、今日現在でいえば………自分はマディのフレジエをイチオシしてしまいます(>_<)

ただ、これは食後感に依るところもあるかと思われますので、もし仮にマディの直後にフラウラのフレジエ(ショートケーキ)を食べていたら、その印象は逆転していたかも知れません。難しいところです。

ちなみに、フラウラのショートケーキは名前こそ「ショートケーキ」で店頭に並んでいますが、実際には完全なフレジエタイプですので、実質フレジエとして扱っていいのではないかと思います。ラ・ヴィ・ドゥースのようにフレジエといいつつ完全なショートケーキを出してるお店もありますし。ま、いろいろなんですね。

一方、冒頭に挙げたアン・プチ・パケのフレジエも、もちろん美味しいです。ただ、都内在住者にはいささか遠過ぎるので、足代が痛いところですね。頻繁に買いに行けるわけではないと思いますので、そういう事情を抱える方はマディのフレジエで十分だと思いますし、これがあれば当面困らないでしょう。

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Patisserie MADU(パティスリー・マディ)

場所:東京都渋谷区恵比寿南3-3-8
最寄駅:東急東横線「代官山」駅より徒歩5分
営業時間:9:00-20:00(L.O.19:30)
定休日:月曜(翌日が祝日の場合は営業)

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posted by 照乃芯 at 02:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

伊藤園/お〜いお茶 濃い味緑茶(お茶犬ミニミニボールペン付き)

itoen_ooiocha1.jpg

ペットボトルドリンクのおまけは今では当たり前のように付いてるけど、この伊藤園「お〜いお茶」のおまけはすごくユルイなーと思って、なんとなく買いました。

itoen_ooiocha2.jpg


写真は緑の緑茶犬のリョク(ポーズ:立ち)です。これ以外にもポーズ:伏せがあるみたいです。全長約6cm。上の写真は、ほぼ実物大です。

ペンのインク色は緑・赤・黒・青の4種で、これはペンのボディ色で判別できます。上の緑茶犬のインク色は黒です。

犬の色と品種(?)・愛称は、
緑:緑茶犬(リョク)
赤:紅茶犬(アール)←アールグレイってこと?
黒:烏龍茶犬(ロン)
薄紫:ハーブ茶犬(ハナ)
ベージュ:紅茶犬(チャイ)

耳が茶葉になってます。ゆるっ(笑)
posted by 照乃芯 at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 酒・ドリンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

七里の風に乗るエクレア

21日の日曜日は海へ行ってきました。片瀬江ノ島駅から洲鼻通りを流して腰越商店街を抜け、まっすぐ海岸沿いを歩きます。

久しぶりに『茶房あすなろ』でピラフでも食べようと思っていたら、何やら全面改装工事をしているようで、断念。更に歩いて、結局七里ガ浜まで来てしまいました。

shichirigahama20060521.jpg


セブンイレブンで買ったエクレアは、本当は2つありました。でも、最初の1つを頬張った次の瞬間、トンビに後ろからかっさらわれてしまいました。…最近、トンビは随分と強気になってきたと感じます。3月に片瀬西浜で出逢ったトンビもかなり乱暴者でした。七里のトンビは、以前はここまで凶暴ではなかったと思うのですが…。徒党を組んで集中的に人の食べ物を狙うようになっています。

そうこうしながらも、泣く泣く最後の一つを食べて、ミルクティーを飲み干すや、久しぶりの七里の風を堪能する事にしました。今日はいい風が吹いています。決して強過ぎず、身を委ねるにはもってこいの風。「この風を止めるな」…そんな感じです(笑)

外国の方でしょうねえ…早くも水着になって泳いでる人がいましたが、ここって遊泳できましたっけ?(笑)

次のエントリーに続きます。
タグ:エクレール

2006年05月24日

東急フードショー/Gateaux de Voyage(9):クレマン・ブリュット、窯出しパイカスター

20日の土曜日にプランタン銀座の『ビゴの店』で買い物をした直後にカミナリと激しい雨に見舞われてしばらく足止めを食ってしまい、随分と時間が押してしまったのですが、カバンにいつも忍ばせている雨ガッパレインコートで難なく駅に戻り、山手線で渋谷に戻ってガトー・ド・ヴォワイヤージュに寄っていきました。プランタン銀座にもあるんですけど、ビゴで意外と沢山買い物をしてしまったので、一旦渋谷へ戻りました。戻ったけど、やっぱり渋谷でまた買い物をしたわけですが(笑)

ガトー・ド・ヴォワイヤージュはブールミッシュの焼き菓子部門なので、生菓子は数が少ないし、いつもそれほど大して期待はしていないのですが(笑)、あちこちお店を巡っていてちょっと御無沙汰してたので、買ってみました。

この他、毎度お馴染みの釜出しパイカスターも2つ買っていきましたが、これは以前何度もエントリーしているので、非常に簡単に写真と一言コメントで失礼致します。かれこれ9回目くらいですが、エントリーしてない時もあるので、実際はもっと食べてます(笑)

では以下コメントです。ちょっとヨロシク。

gateauxdevoyage_cremant_brut.jpg

○クレマン・ブリュット - Cremant Brut -(¥441)

アルザス地方のスパークリングワインを使用したムースの下には、苺のクリームを挟んだピスタチオのビスキュイ。このビスキュイの中にはフランボワーズっぽいコンフィが一緒に練りこまれているように見えます。

ムースの上はフランボワーズらしきジュレでナパージュされてます。上に載っているフルーツは以前オーボンヴュータンのバルケット・オー・セゾンでも見た事があるんですけど、未だに名前が判りません(後日調べたところ、どうやら、ほうずきのようですね)

なんか、味が臭いというか、このフルーツはあんまり好きな味じゃありませんでした。。。名も知らないうちに嫌いになってしまったフルーツ。そういう意味ではとても印象的です。

緑色の葉っぱは、これもよく判らなかったので食べませんでした。アールのついたホワイトチョコのプレートも載っています。別にこのケーキには、上に載っているものは全部いらなかったんではないでしょうか。ムースはしっかりとお酒が効いていて、これからの季節の大人向けケーキといった印象です。

甘いものを食べていると、イヤな事も少し忘れられるような気がするので、有り難いです。だからケーキを食べてるわけではないんですけどね。久しぶりにオーボンヴュータンの洋酒がバッチリ効いたケーキにガツンとやられたい気分です…。

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○窯出しパイカスター - Pie Castard -(¥210)

久しぶりに食べます。2ヶ月ちょいぶりくらい?

相変わらず渋谷東急フードショー店は黙ってても行列が出来ます。焼き上がってもすぐに売れてゆくので、ほんとに焼きっ放し系です(笑)

このフロアで行列が出来るのはこのお店か隣のアンデルセンくらいでしょうか。渋谷に戻ってくる前に訪れたプランタン銀座店は逆に閑散としていたくらいです。

何度も書いてしまう事なんですが、他のお店のケーキよりかなり「オヤツ」的感覚で食べるシュークリームです。コンビニのシュークリームも、昨今では、なかなかのレベルのものが出てきていますが、もう少し洋菓子屋っぽさを味わいたいけど、できるだけ安く、というニーズにはピッタリとハマるのかもしれませんね。

ま、またしばらくしたら食べるかもしれませんが、どうなるでしょうか。さすがに、ちょっとマンネリ化してる気持ちが自分の中にあるので、ちょっと長めにインターバルをとろうかな?
posted by 照乃芯 at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | パティスリー(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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