2006年02月11日

サロン・ド・ショコラ混んでるねえ。

エーグルドゥースへ行った帰りに伊勢丹新宿店のサロン・ド・ショコラに立ち寄った。

…エーグルドゥースでせっかくタルトを買ったのだからパティスリー・キハチでバナナ・タルト(タルト・バナーヌね)を買って味比べでもしようかと。

そう思って行ってみたら、肝心のバナナ・タルト(タルト・バナーヌね)が売ってなくて、何故か例の人気ロールケーキは沢山あった(トライフルロールね)。

で、そのままマジカル練り歩きツアー(ロラッープ!ロラッパザミステリトゥワー!)。

しかし、あまりの混雑ぶりに軽い酸欠を覚えて速攻で避難した。熱い。いや暑い。さすがにピエール・エルメはすごい行列だった。ジャン=ポール・エヴァンもすごかった。あとはよく覚えてません。
posted by 照乃芯 at 22:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ・お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目白/Aigre Douce(1):ミルフゥーイユ、タルト・オー・フリュイ

目白のエーグルドゥースに行ってきた。先週、ガトー・ド・ヴォワイヤージュの「イチゴのタルトレット」を食べた時、次に食べるタルトの美味しいお店はここしかないと思って、ハナから決めていた。フルーツをたっぷり使ったタルトなら胃ももたれないだろうという事で。

しかし、いろいろ調べていたらミルフィーユも美味しいという評判。…実はミルフィーユも好きで、先週からどこへ買いに行くかずっと考えてた。

まずピエール・エルメのドゥ ミル フィーユからいってみるべきなのか、それともラ・プレシューズへいってみるべきか。

要するに、東京で食べられるミルフィーユとしては最高かもしれない味にまず最初に触れてみるか、あるいはひょっとしたら日常的に気軽に買い行けるお気に入りの店になるかもしれないと予感させる店へそれを確かめに行くか。そういう選択でした。と、そこへ春のような爽やかな風が吹いたわけですよ。エーグルドゥースです。

新宿へ出て、山手線で一路目白へ。目白駅の出入口は一つ。目白駅前の改札を出て外へ出ると、目白通りに出ます。信号を渡って、右へ行けば鬼子母神のある雑司が谷。エーグルドゥースへ行くには目白通りを左(下落合方面)へしばらく歩きます。10分あるかないか。

通り沿いの店を左右に目配せしながら歩くと、一つの特徴にふと気付きます。

…この辺りは建物の背が低くて、恵比寿から白金台辺りで見られるような、まだ昭和初期から戦後の頃を彷佛とさせるような雰囲気が未だに残っている場所なんです。古いままの建物に新しい店が差し込まれているような感じ。下落合三丁目のバス停を過ぎて更に数10mくらい行くとエーグルドゥースが見えてきました。

中には割と多くのお客さんがいて、4席ほどある店内のテーブルでイートインしてるお客さんもいました。生菓子ももちろんですが、全体的に焼き菓子の方がビジュアル的に印象に残った感じがしました。ショーケースを覗いても、生菓子ではあるけれど、焼きの部分が堪能できそうな雰囲気の菓子といった感じ。焼き菓子が美味しいパティスリーって生菓子でもイケそうな安心感があります。

今日の目当てのミルフゥーイユ、タルト・オー・フリュイはあるでしょうか。ショーケース左奥にありました。…ミルフゥーイユというんですよね、ここのミルフィーユは。呼び方が。オーダーをとってもらってる時に、頑張って「ミルフゥーイユ、と…」って言ったんですけど、店内のBGMによって見事に掻き消されたようで、聞き直されてしまいました。…(〜_〜;)

二度目はハッキリと「ミルフィーユ」って言いました_| ̄|○
だからオレ、ヘタレです!
でも、さすがにちょっと恥かしかったので、
できれば一回で聞きとってください(>_<)

さてミルフゥーイユ。表面をキャラメリゼしたパイ生地の間にはすごく優しいカスタードが挟んであって、くどくなく、安心して食べられる。クセがなく、すっきりしています。ピエール・エルメを回避したのはこの点。エルメのミルフィーユはナッツペーストやバターが練り込まれているらしいので、ひょっとしたら(胃に)重たいんじゃないかという不安がありました。値段も高いし、もし自分の気に入らなかったら、今後、他の店で積極的にミルフィーユを買おうとしなくなってしまうんじゃないかという不安もあって。

その点、エーグルドゥースのミルフィーユはあまりうるさくなくてよかったです。割と大きめで食べ応えもアリ。甘いものが好きな男性にはむしろ有り難い。とりあえずここで最初にミルフィーユを味わっておいたのはよかった。ここが基準になるかも知れないけど、できればあんまり上とか下っていうんじゃなくて、もちっとフラットにしたいというか、自分の中でマラソンの先頭集団を形成したいなという感じです。気になるお値段は¥370です。

P2114101.jpg

そして今日のメインであるタルト・オー・フリュイ。フルーツのタルトですね。ネットでいろいろ調べていると、イヴォアリンヌとかそれ以外のケーキについてはよくレビューされているんですがタルトに対するレビューが驚くほど少ない。語るまでもなく美味しいから?

ま、、実際に自分で食べればいいじゃんという事で落ち着きました。店に来てるし。

P2114104.jpg

7種類くらいのフルーツの中にカスタードが入っています。とにかく綺麗です。生地は3cm以上あるしっかりとした作り。分厚いですよね。これが気に入ったんです、実は。割と薄めの生地にたっぷりカスタードが載っていてその上にフルーツ、というタルトはどうも気分が乗らないんですよね…。ピザ(も随分長いこと食べてないけど)なんかも、生地は分厚い方が好きなんで。関係ないか。ていうか、フルーツの持ってる酸味がカスタードに干渉され過ぎてしまってバランスが悪くなってるように思えるので。カスタードが前に出過ぎなタルトというのは、なんとなく敬遠しちゃいます。

かといって硬くてどうしようもないかといえば、んなこたぁない。更にフォークを入れてもボロボロと崩れる事がなく、味も重くなくていい。しっかりとした舞台(生地)の上で、酸味と甘味が主張し過ぎない調和を成立させていました。おかげで全部綺麗に食べ切ってしまいました。…以前別の店で食べたタルト生地は、残念ながら少し冷え過ぎていて、長く冷蔵した時の匂いってありますよね? あれがちょっと気になったんです。美味しいタルトに出逢えたのは本当によかったです。

もし売ってなかったらタルトレット・オー・フレーズ(イチゴのタルト)にしようと思っていたのですが、タルト・オー・フリュイが買えてよかった。今まで食べたタルトの中では、現段階では暫定一番の評価をしておきます。値段は¥1900でした。普通、ケーキが400円前後だから、タルト・オー・フリュイについてはしょっちゅう買うという値段ではないし、ボリュームもあるから毎月のように食べるわけにはいかないんだけど、4つある季節に応じて、春夏秋冬、季節ごとにこのタルトを買いに足を運びたいですね。それ以外のケーキや焼き菓子は、ちょくちょく足を運ぶ事になりそうです。

それから、初めてマカロンの実物を見ました。小さいとは聞いていましたが、マジで小さいっす。でも、他所の店のやつを写真で見た限り、エーグルドゥースのマカロンは少し分厚い気がしました。値段は¥320だったかな。ちょい失念。帰りに新宿伊勢丹のサロン・ド・ショコラを冷やかしにいった時にダロワイヨでマカロン見たらやっぱり小さかったっす。そういうメレンゲ菓子なんですね。


エーグルドゥース/新宿区下落合3-22-13(毎週水曜定休)JR山手線目白駅下車徒歩
posted by 照乃芯 at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | エーグルドゥース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。